旅行に行きたいけどお金がないよ~というときの救世主と言えば、夜行バスですよね。

利用したことがある方も多いのではないでしょうか?

私も一度利用したことがあるのですが、20年程前の夜行バスは、シートがあまり倒せず、備え付けのブランケットが薄かったからか、寒くて眠れなかった記憶しかありません。

あるローカル局で放送された人気番組のコーナーでも、「夜行バスにやられた・・・」というほど、快適とは言いがたいものでした。

しかし最近の夜行バスは足元が広く、シートもかなり倒すことができ、女性専用車なんてのもあるほど、快適な乗り物になったようです。

そんな乗り心地の良くなった夜行バスですが、妊娠中に利用することは可能なのでしょうか?

夜行バスでの移動を考えている妊婦さん、必見です!

スポンサーリンク

夜行バスに妊婦さんは乗ってもOK?

夜行バス

出典:photo AC

快適になったとはいえ、妊婦さんに夜行バスはおススメできません。

なぜなら、妊婦さんにとっての夜行バスは、様々なリスクがあるためです。

例えば、妊娠するとトイレが近くなりますが、もしトイレのついていないバスであれば、2・3時間に1回のトイレ休憩を逃さないようにしないといけません。

こうなると、ゆっくり眠っていられませんよね(汗)。

もしトイレがついているバスだったとしても、バスの狭い通路を移動するのは、お腹が大きいとなかなか大変なことです。

また、「トイレにあまり行きたくない」と、水分摂取を控えてしまうことで、エコノミークラス症候群になってしまうリスクを高めてしまう可能性もあります。

このエコノミークラス症候群、水分を摂らずに同じ姿勢でずっといることで、血がドロドロになってしまい、その血が塊(血栓)となり、万が一その血栓が肺に詰まってしまったら、命の危険があるというおそろしいもの。

妊娠中は特にむくみやすく、エコノミークラス症候群になりやすいと言われています。

長時間動きの取れない状態で、しかもトイレを我慢するために水分を摂らないという状況は、エコノミークラス症候群になりやすい状況になってしまうのです。

エコノミー症候群

出典:photo AC

また、夜行バスは基本的には長距離の移動となるので、高速道路を使うことがほとんどです。

昔はバスでのシートベルトの着用は必須ではありませんでしたが、今は義務付けられています。

お腹が大きくなればなるほど、シートベルトの着用はかなりキツイですよね。

万が一、急ブレーキをかけることがあったなら、お腹はかなり圧迫されてしまい、赤ちゃんにもダメージを与えることがあるかもしれません。

夜行バスの長距離移動はいつまでなら大丈夫?

妊婦のお腹

出典:photo AC

妊娠中は何があるかわからないので、「この時期なら問題ない」とは一概にはいえないのが正直なところ・・・。

まずは主治医に相談してみましょう。

もし主治医から夜行バスに乗っても良いと許可が下りたとしても、様々な注意が必要となります。

例えば、妊娠初期であれば、まだお腹が大きく膨らんでいるわけではないため、周りの人から妊婦さんであることを気づいてもらえず、特別な配慮を受けることは難しいかもしれません。

また何よりも、妊娠初期は流産のリスクもあります。

本来なら夜行バスは避けたい時期です。

しかし、どうしても夜行バスの利用が必要になった場合、主治医の許可を摂った上で、一人での夜行バスでの移動はせず、万が一の場合に対処してもらえる家族や友人など、同行者とともに移動することがベストでしょう。

安定期に入ると、初期に比べれば流産のリスクは減るものの、お腹が大きくなってきて、見動くも少し取りにくくなります。

人によっては、お腹のハリが気になる頃かもしれません。

もし、安定期に夜行バスに乗るなら以下の点を注意してください。

  • 少しでも体の負担を減らすために、なるべく足元の広い、シートをしっかりと倒せるバスを選ぶ
  • エコノミークラス症候群のリスクを少しでも減らすために、トイレに近い席を選ぶ
  • しっかりと水分補給をする

妊娠後期になると、いつ生まれてくるかはわかりません。

もし高速走行中に産気づいてしまったら、同行者がいてもいなくても、大差ないといえるでしょう。

ですので、後期は夜行バスの利用は控えた方が賢明でしょう。

【あと書き】

いかがでしたか?

お腹の中に命を宿しているときは、妊娠していないときと同じような行動は決してできません。

主治医から許可が下りたとしても、様々なリスクを背負っての移動であることには間違いありません。

妊娠中は、なるべく体に負担がかからない短時間の移動を心がけるようにして、赤ちゃんに負担をかけないことを一番に考えるようにすることが大切ですね。