私たちが何気なく使っていることばの中にはカタカナを使った単語が多くあり、日本語として溶け込んでいますよね。

今みなさんがこの記事を読んでいるパソコンやスマホもカタカナで表記されています。

だけど、ちょっとここで疑問が・・・。

パソコンって英語なのでしょうか?

実は「パソコン」という言葉、英語のネイティブスピーカーには「パソコン」といっても通じないのです。

今回はカタカナで表記されているけれど、英語なのかどうかわかりにくい「和製英語」と「カタカナ英語」

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和製英語とカタカナ英語の違いを説明できますか?

キーボード

出典:photo AC

カタカナで表記されることばには、「和製英語」と呼ばれるものと、「カタカナ英語」と呼ばれるものがあります。

この2つの違い、説明できます?

「和製英語」は、先ほどの「パソコン」のように、日本語でしか使われないオリジナルのことばで、「カタカナ英語」は「コーヒー」のように英語で使われることばを日本語読みしてカタカナで表記したもののことです。

イメージが伝わりにくいかもしれないので、もう少し詳しく見ていきましょう。

和製英語は、日本人が好きな省略語からもきています。

たとえば、昔流行った「ファミコン」。

これは、「ファミリーコンピューター」を略したものですね。

同じように「パソコン」もpersonal computer(パーソナル・コンピューター)ということばを略して「パソコン」としたのです。

この略語、英語にもあるのですが、同じpersonal computerでも英語圏の人は略す場合はPCとなります。

略し方にもそれぞれの言語で違っているため、同じことばを略したものでも全く違うことから、通じないというわけです。

一方の「カタカナ英語」は、もともと英語にある表現なので通じる場合もあります。

ただし発音が間違っているとほとんど通じません。

ことばに強弱をあまりつけない日本語に対し、英語には単語にアクセントをつけて発音したり、日本語にはないr やth、 vなどの発音があるため、これらをきちんと発音しないと通じないんですね。

実はこれ、和製英語ですよ!

英語の辞書

出典:photo AC

数ある和製英語の中から、よく使われているものを少しご紹介してみましょう。

和製英語なので、英語圏の人には通じません。

アルバイト

英語ではpart time jobといいます。

アルバイトは英語ではなく、ドイツ語のarbeitがもとになっています。

ドイツ語からきているのであれば、そりゃ英語圏の人には通じませんよね。

ピーマン

英語ではgreen pepperといいます。

ピーマン、実はフランス語なんですよ。

テイクアウト

ファストフード店でおなじみですが、正しくはto goです。(イギリス英語はtake away)

テイクアウト(take out)に「持ち出す」という意味がありますが、英語圏では通じません。

ファストフード店で使う表現としてfor here(店内で食べる)とともに覚えておくと海外旅行の際に便利です。

リンス

最近日本でも使われるようになってきましたが、英語ではconditionerがリンスの意味。

ちなみに英語にもrinseということばはあるものの、「すすぐ」という動詞で使われます。

ペットボトル

正しくはplastic bottleです。ペットボトルの素材となるポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate)を略してPETと呼ばれることから、「PETでできたボト
ル」でペットボトルということばが生み出されたんですね。

ノートパソコン

正しくはlaptop computerやnotebook computerといいます。

日本語で使うノートは、英語でいうnotebookに当たります。

日本語でよく使うnoteは、英語では「書きとめる」という動詞です。

クレーム

正しくはcomplainmentです。

英語にもclaimはあるものの、「はっきりと言う(断言する)」という意味合いで使われます。

物事に白黒つけることが苦手な日本人らしい発想、つまり「あの人はっきり苦情を言うなあ」という考え方からきているのかもしれませんね。

ホッチキス

正しくはstaplerです。ホッチキスは発明者の名前なんですよ。

ガソリンスタンド

正しくはgas stationです。ガソリンスタンドのstandには「売店」という意味があるので、「ガソリンを売る店」という意味合いで造られたんですね。

アンケート

英語ではquestionnaireです。

アンケートは「質問・調査」の意味をあらわすフランス語のenqueteが語源です。

これがカタカナ英語です!

カタカナ

出典:photo AC

続いてカタカナ英語をご紹介!読み方によっては通じるかもしれません。

バナナ

アクセントが日本語とは違います。

ミニオンがよくbananaと言っているので、マネしてみましょう。

コーヒー

標準語では「コ」と「ヒ」にアクセントが付きますが、北海道は「コ」を強く発音します。

道産子の「コーヒー」は英語のネイティブスピーカーに伝わるかも・・・。

マクドナルド

日本語の発音だとおなじみマクドナルドも通じません!「ド」を強く発音しましょう。

キャリア

日本語だと「キャ」にアクセントがありますが、英語では「リ」につけます。

エネルギー

ローマ字読みするとエネルギーですが、英語ではエナジーですね。

ビタミン

英語のvitaminのviをそのままローマ字読みしたものが定着していますが、正しくはヴァイタミンです。

セーター

日本語だとのっぺりとしたセーターですが、sweaterは「スウェター」。

「ウェ」を強く発音し、「ター」は弱め(あえてカタカナにするなら「ラー」に近いかも…)です。

シティ

私の友人がイギリスで「シティブロック」という日焼け止めを購入する際に体験しましたが、「シ」を強く発音しないと通じません!

アルコール

英語では「アルコホール」。

「ア」を強く発音します。

オレンジ

英語では「オ」の部分を強く発音します。

「ジ」もどちらかというと「ジュ」に近い発音です。

あと書き

いかがでしたか?

2020年の東京オリンピックでは、多くの外国人が来日します。

そのときにあたふたしないように、身近な「和製英語」や「カタカナ英語」を探して、英語にふれあう時間をつくってみてはいかがでしょうか?