みなさん、いきなりですが、日本語は難しいですか?

それとも簡単ですか?

日本語には、ひらがな・カタカナ・漢字の3種類があるので、とくに外国の方にとって勉強が大変だと聞いたことがあります。

しかし、漢字の読み方となると、日本人でも分からない言葉がたくさんあると思いませんか?

大人になった今でも、「えーと、この漢字なんて読むんだっけ?」ってなることもたまにあります。

普段、その言葉を使わないと、なかなか覚える機会がない・・・なんてこともありますよね。

とくにネット中心の生活で、文字を書く機会が少なくなってきた現代では、よくあることなのかもしれません。

先日、天気予報を見ていたら、気象に関するクイズが出されていました。
 
『「五月蠅い」と書いて、何と読むのでしょうか?』

これ、みなさん分かりますか?

ちなみに私は、恥ずかしながら知りませんでした・・・。

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五月蝿いってどう読む?その由来と語源は?

少女とうるさがる人

「五月蠅い」と書いて、「うるさい」と読むのが正解なんです!

五月の蠅(ハエ)でうるさい・・・?

あちこち飛び回っているハエと、何か関係があるんでしょうかね。

調べてみると、この言葉にはやはりハエが飛ぶ時期が由来しているようです。

ハエは、25℃から30℃の気温で、最も活発に動くそうで、この気温は6月頃の東日本から西日本の最高気温にあてはまります。

ハエ

では、なぜ5月のハエと書くのか?

それは、昔の旧暦(太陰暦)と、現在の太陽暦の食い違いからきています。

太陰暦と太陽暦は、1か月くらいずれているので、旧暦の5月は現在の6月に当てはまります。

なので、梅雨の時期に湿気が多くなり、活発に飛び回るハエにかけて、「五月蠅い」と言われるようになったとのことですよ!

確かに、ジメジメして気分も乱れがちな梅雨時に、耳の周りをハエが飛んでいたら、イラっとしてしまいますよね~。

この表現は、作家の樋口一葉が、小説「十三夜」の中で使ったのが最初だろうと言われています。

明治28年(1895)年のことなので、かなり前から使われていたんですね。

五月蝿いと煩いの違いってわかりますか?

耳をふさぐ男の子

同じ「うるさい」という読み方でも、今お話しした「五月蠅い」と書くこともあれば、「煩い」と書く場合もあるんですよ。

これも知らなかった・・・。

では、どんな使い分けをすればいいんでしょうかね?

「五月蠅い」は、物音が大きくて耳障りだ、やかましいなど、不快に感じる音・物音・騒音などに使われています。

例)「ブルドーザーの音が五月蠅い」、「隣の話し声が五月蠅い」

これに対して、「煩い」は、「わずらい」とも読み、わずらわしい・面倒である、などの意味で使われます。

例)「煩い問題が起こった」

音に関する場合は「五月蠅い」、精神的な負担が起こる場合は「煩い」を使うことが多いようですね!

【あと書き】

漢字の読み方には、日本の歴史や気候が大きく関係しているんだなぁと、今回改めて思いました!

私も、普段なかなか本を読む時間がなく、せっかく勉強したのに忘れている漢字もあるかもしれません・・・。

新聞を読む時間を多くとったり、たまには手紙を書いてみたり、活字にふれる機会をもっと増やしていかなくてはと強く感じました!