突然ですが、みなさんはを食生活にどれくらい取り入れていますか?

我が家では誰もお酒を飲まないので、梅酒を飲むことはないのですが、梅干しや梅シロップ、梅ジャムなど、梅を食する機会は多い方かもしれません。

特に梅干しは、疲労回復効果があることから食欲・体力ともに落ち気味のときに食べたり、殺菌効果があることから食中毒の予防のために梅干しをお弁当やおにぎりに入れたり、と何かと活用することが多い食材です。

と、ここでちょっとした疑問が・・・。

梅って、いろんな種類がありますよね?

数えたことないけれど・・・。

日本人が古くから食材として親しんできた梅には、どれくらいの種類があるのでしょうか?、調べてみましたよ!

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梅(食用)にはこんな種類があるんです!

梅干し

出典:photo AC

今回は食用として知られている主な梅の品種(実梅)をご紹介しますね。

ちなみに実梅は「みうめ」と呼び、実をとるために栽培される梅のことです。

南高梅(なんこううめ、なんこうばい)

・主に和歌山県で生産される大ぶりの白梅
数ある梅の品種の中でも、最高級とされている
皮が薄くて柔らかく、実の部分も厚いため、柔らかい→梅干し加工に最適
・梅干し以外にも梅酒や甘露煮など、どんな加工法にも適した「万能タイプ」
・少し小さいサイズの「小粒南高梅」もある
・6月中旬から7月初旬にかけて収穫
・実が熟していくと黄色に。日の当たる部分は赤く色づく

古城(こじょう)

・和歌山県で作られている品種
「青いダイヤモンド」と称されるほどきれいな青梅
南高梅よりもやや小さめで、皮は厚くて実は硬い→梅酒に最適
・栽培するのが難しいため、生産量が減りつつある
・5月下旬から6月初旬にかけて収穫

白加賀梅(しろかがうめ、しらかがうめ)

・主に関東(特に群馬県)を中心に生産
・大きさは古城と同じくらい
果肉は肉厚、皮も厚く実は硬い→梅酒・梅シロップに最適
硬めの食感だが、梅干しとしても人気のある品種
・どちらかというと黄緑っぽい色をしている
・6月頃に収穫

甲州小梅(こうしゅうこうめ)

・小さいサイズの梅
・原産地は奈良県だが、山梨県で多く栽培されている
実が小さくて硬い→カリカリ梅干しの原料になることが多い
・甲州小梅以外にも、竜峡小梅、パープルクイーンなど小梅の種類がある
・5月中旬から6月初旬に収穫される

豊後(ぶんご)

・名前からわかる通り、大分県が原産の梅
・人間が交配したわけではなく、あんずと自然に交雑した、「奇跡」の品種
・寒さに強いため、青森県で昔から栽培されている
実が大きく、実は硬め→梅酒やジャムの原料として使用されることが多い
・6月から7月頃に収穫

鶯宿(おうしゅく)

・全国で広く栽培されている品種で、特に徳島で栽培されている
実が硬く、大きめサイズの青梅→梅酒や梅ジュースにぴったり
・南北朝時代から存在、長い歴史を持つ
・6月から7月が収穫時期

城州白(じょうしゅうはく)

・京都府城陽市でしか栽培されていない品種
大きめの果実で、果肉や柔らかい→梅酒や梅シロップに。梅干しとしてもよい
・実は緑で、熟れてくると黄色に。日が当たる部分は赤く色づく
・収穫は6月下旬

月世界(げっせかい)

・徳島県が原産の品種
・品種登録された昭和44年にアポロ11号による月面着陸を達成したことが命名の由来
鶯宿と城州白を交配して生まれた品種
中ぐらいの大きさで、皮は厚めで破れにくい→梅酒・梅シロップ、梅干しと用途は広い
・5月下旬ごろ収穫

藤五郎(とうごろう)

・新潟県特産の梅で、古くから新潟では家庭で梅干しや梅酒用に使われている品種
酸味が強く、粒が大きめ、果肉が多い→梅酒や梅干し、梅エキスの原料に
・6月が収穫時期

有名どころだけでもこれだけありますが、もちろん、これだけじゃないんですよ。

どうですか?

梅って、思っていたよりもたくさんの種類があることがわかりますよね!

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一体梅って全部でどれくらいの種類があるの?

梅の実

出典:photo AC

上記で列挙したのは9種類だけですが、実は食用として使われる梅(「実梅」と言います)だけでも100種類前後あるんだそうです!

100種類ですって!

これに観賞用などを合わせると、梅の種類は全部でなんと500種類以上!

すごいですよね。

実梅の中でご紹介した「古城」のように、生産の難しさから生産量が減っている品種もあるものの、それぞれの品種の良いところを残しつつ、弱い部分を改善した品種が今後も開発されていくと思います。

もしかしたら、もっと品種が増えるかもしれませんね!

または、ここ最近の異常気象を見ると、今まで栽培してきた品種が育たなくなってしまい、絶えてしまう、なんてこともあるかもしれません。

【あとがき】

日本人の食生活には欠かせない梅。

鑑賞して楽しむのもよいですが、梅の特徴やそれを活かした加工方法、そして今後の梅の進化に注視してみると、また違った楽しみ方ができるかもしれませんね。