牛乳に酢を入れると固まるという現象。

このことに気づいたのは、高血圧にいいからと、リンゴ酢に牛乳を混ぜて飲みはじめたときです。

混ぜていると、なんかヨーグルトっぽい感じに固まってくるんです。

不思議ですよね~?

それにしてもなぜ、牛乳に酢を入れるだけで固まるのでしょうか?

今回は牛乳と酢が起こす不思議を解明していきますね。

スポンサーリンク

酢と牛乳を混ぜるとなぜ固まるの?

牛乳

出典:photo AC

牛乳に酢を入れると固まるのは、牛乳に含まれるたんぱく質が関係しています。

牛乳にはたんぱく質が含まれているのですが、その中でも全体の80%を占めるのがカゼインという成分です。

目には見えないものの、牛乳の中には、このカゼインが細かい粒子となってぷかぷかと分散して浮いているのです。

そこに酢を入れることで、今までバラバラに存在していたカゼインが一斉に集合してきます。

これが「固まる」ということなんですね。

酢を入れたからと言って、別の物質になったわけではなく、てんでんばらばらになっていたカゼインが「全員集合!」と集まっただけなので、体に悪いということではもちろんありません。

ちなみにスーパーのチーズコーナーに販売されているカッテージチーズは、この牛乳に酢を加えてカゼインを凝固させて作ったチーズなんです。

コテージチーズ

出典:photo AC

我が家ではカッテージチーズは今まで買ったことはなく自作しています。

家に常時ある牛乳を鍋に入れて火にかけて、酢を入れてからかき混ぜた後、キッチンペーパーで水分をこすだけなので、簡単に作れます。

また、こした水分には「ホエー(乳清)」と呼ばれる、とても体によいたんぱく質が含まれているので、捨てるのはもったいない!

ホエーと牛乳を混ぜてはちみつを混ぜればヨーグルト風ドリンクになりますし、カレーなど煮込み料理にホエーを入れると、コクが増します。

さらに、ホエーには肉を柔らかくする効果があるので、調理する前に肉につけておくのもおすすめです。

スポンサーリンク


酢牛乳は体にいいの?その効能は?

す牛乳

カッテージチーズとして食べるのもいいのですが、もっと手軽に牛乳と酢を混ぜて作るドリンクが「酢牛乳」。

字に書くと酸っぱそうであまりおいしそうにありませんが、実はとても手軽に作れる健康ドリンクなんです!

ご存知の通り、酢はとても体に良い調味料です。

例えば、毎日大さじ1杯程度の酢を摂ることで、血圧が下がる効果があるため、高血圧の人にとっては積極的に摂取したいものなんです。

また、酢には高脂血症や高血糖の原因にもなる内臓脂肪を減らす効果や、動脈硬化の原因になる血中脂質を減らす効果があります。

でも、すっぱいため、それほど量が取れないのが欠点。

また、酢をそのまま摂り続けることはあまりよくありません。

酢は「すっぱい」ことからもわかるように酸性です。

この酸性の食品をコンスタントに摂り続けると、歯を溶かしてしまったり、胃にも大きな負担がかかります。

体にいいからとっているのに、逆効果になってしまうんですね。

では、体に負担をかけずに酢を一定量摂るにはどうすればいいのか?

ズバリ、牛乳に入れて飲めばいいのです!

とはいえ、普通の酢を牛乳に入れるだけでは、あまりおいしいものではありません。

できることならおいしくて体によいものを飲みたい、というのは誰もが思うことです。

そこでおすすめなのが、最近さまざまな種類が出ているリンゴ酢やブルーベリー酢といったフルーツの酢を入れて飲むことです。

米酢や穀物酢に比べ、酸味がまろやかなのはもちろん、フルーツの甘みがあります。

牛乳に入れて飲むと、少しとろみが出て、まるで飲むヨーグルトのように飲みやすいのです!

さらに、牛乳に含まれているカルシウムは、酢と合わせてとることで吸収されやすくなると言われています。

年齢を重ねると不足しがちなカルシウムを手軽に摂れるのも魅力ですね。

ちなみに、私が牛乳に混ぜて飲んでいるリンゴ酢は、ドレッシングやマリネにも使える万能調味料なので、1本常備しておくと便利ですよ。

リンゴ酢にハチミツを入れて飲んでもイケます!

なお、酢牛乳とはいっても、酢が入っていることには変わりないので、飲んだあとにはすぐに口をゆすぎましょう。

私も、ほぼ毎日、酢牛乳を飲んでますがすぐに口をゆすいで、そのまま歯を磨いています。

歯が溶けて、割れたら大変ですからね。

【あと書き】

いかがでしたか?

酢と牛乳はどちらも栄養価の高い食品です。

美味しく摂って体にもいい!

いっしょに飲まない理由はなくなりましたね!

しかも子どもの自由研究課題にもってこいの酢と牛乳をぜひお試しあれ♪