突然ですが、海外旅行で訪れた国のカレンダーを買ったことはありますか?

私はカナダに行った際、カナダの雄大な風景が楽しめるカレンダーを発見し、自分へのお土産として買ったことがあるのですが、1つ困ったことがありました。

それは祝日の記載がないこと。

当たり前ですが、日本の祝日とカナダの祝日は異なるため、カレンダーで「今月は土日以外に休みはあるかしら?」と確認できず、カレンダーの日付に赤ペンでマルをした経験があります。

そのときに思ったのが、「あれ?カナダって祝日が少ない?」ということ。

カナダだけでなく、ほかの国でも同じことがいえるのでしょうか?

そこで今回は祝日について調べてみたいと思います!

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日本の祝日、世界と比べてどうなの?

カレンダー

日本の祝日は、世界のほかの国に比べて多いようです。

例えば2017年、日本の祝日は17日で、なんと世界1位!2位にランクインした香港の13日に比べると4日も多いようです。

だから私が「カナダって祝日が少ない?」と感じたんですね~。

ちなみにアメリカの祝日は10日、バカンスをたっぷりと満喫するイメージのフランスやスペインは9日、イタリアは7日と、日本の半分ほどでした。

意外や意外とはこのこと。

ところで日本は世界の国々と比べ、こんなに祝日が多いのはなぜなのでしょうか?

ここでキーワードになるのが「日本人は勤勉」ということ。

例えば、とても好きなアーティストのコンサートがあるとしましょう。

しかし、このコンサートは地方で平日に開催、会社を休まないと行けません。

しかしその時期は会社の業務が割と忙しいとき。

となると普通なら、「周りに迷惑をかけちゃうから・・・」と思い、コンサートをあきらめるという人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、コンサートの日が祝日だったら、誰に気兼ねすることなくコンサートのチケットを手配しませんか?

そして、もし土日を絡めて連休になろうものなら、「日帰りではなく泊まりで観光をしようかしら」と考えませんか?

そうです!

日本人は周りに気を使いすぎて有給休暇を取るのに躊躇してしまうのです。

「もうちょっと休もうよ。そして余暇を楽しもうよ」という対策として考えられたのが、「気兼ねなく休める祝日を増やす」ということ。

企業ではなく国が、休暇をとる環境を整えた、というわけです。

そのため昔はなかった「山の日」ができたり、土日を絡めた連休にするための「ハッピーマンデー」なんていうシステムができたんですね。

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祝日が多いとどんなメリット・デメリットがあるの?

計画

「祝日が多いと休みが多くなってラッキー♪、ルンルン♪」とはしゃぎそうになりますが、本当にいいことばかりなのでしょうか?

考えられるメリットとデメリットをあげてみました。

メリット
・気兼ねなく休める
・学校も企業も休みなので、家族ででかける予定が立てやすい
デメリット
・工場では、生産性が下がる
・デパートやレストランなど、土日が休業日ではない業態では人材の確保が難しい
・人が集中するため、ホテル宿泊代や航空運賃などの価格が高くなる
・どこへ行っても混雑する

こうしてみると、「家族で休みが同じだから、旅行に一緒に行ける!」というメリットも・・・

「家族4人でゴールデンウィークに旅行に行こうと思ったら、値段があまりにも高くてあきらめた」挙句、「近場で楽しもうと思ったら、渋滞にはまって楽しい思い出をつくるどころか、車中でけんかになった」なんてことにもなりかねませんね。

こう考えると、祝日が多いことはメリットばかりではないことがわかりますね。

祝日と有給のバランスで考えてみると…

バカンス

他の国と比べて祝日の多い日本ですが、有給休暇の消化率は50%なんです。

この数値、2016年から3年連続でアメリカやフランスなど19か国中ダントツの最下位なのです。

「祝日で休みを取っているから、さらに有給を使うとなると使いにくい」ということの現れなのでしょうか。

そういえば、会社員時代、取引先の女性社員が退職する際、「退職月は来月なのですが、今までたまっていた有給をすべて消化するので、会社に来るのは今月いっぱいです」と言われ、「ええっ!!!」と驚いたことがあります。

私の勤めていた会社では、いくら有給がたんまりと余っていても、退職するその日まで働くというのが当たり前でした。

退職するのであれば、周りの目を気にすることなく有給消化はできるのでしょうが、やはり有給休暇は労働者の権利です。

「退職するから使える」というものではなく、「休みたいときに休める」という社会に日本もなってほしい、と願うばかりです。