「海辺の家に住んでいます。」

そういうと、とても素敵な光景を想像しますが、実は海辺に住むことはよいことばかりではない、ということをご存知でしょうか?

「海が近いと津波が怖い」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

はたまた、「海辺はおいしくて新鮮な魚が手に入るから最高!」という方もいらっしゃるでしょう(私は食いしん坊なので、後者です・・・)。

私の実家は現在、海の近くなのですが、津波の心配やおいしい魚が手に入ること以上に、日ごろ困っていることといえば、洗濯物がしっかり乾かずベタベタするということです。

確かに、実家に帰ると外に干した洗濯物がカラッと乾くことはあまりなく、海辺の公園で一日中潮風にさらされたら、髪の毛がベタベタします。

洗濯物の湿り気はきっと湿度の関係だと思うのですが、髪のベタベタの原因はいったい何なのでしょうか?

スポンサーリンク

潮風に当たるとなぜベタベタするの?

海辺

なんとなく気づいている方もいらっしゃるかもしれませんが、潮風にあたるとベタベタする理由として考えられるのは、海水に含まれる成分からくるものです。

海水に含まれている成分と言えば「食塩!」ですよね。

しかし、水に塩を入れただけでは海水にはなりません。

海水には食塩(塩化ナトリウム)以外にもいろんなものが含まれています。

その1つが塩化マグネシウムです。

ナトリウムやらマグネシウムと言われても、文系の方なら、さっぱり訳が分からなくなってしまいますよね(汗)。

なので、少しわかりやすく塩化ナトリウムを言い換えてみましょう。

豆腐を作るときに使用するものに、「にがり」というのがあるのをご存知でしょうか?

読んで字のごとく、とても苦い「にがり」ですが、塩化ナトリウムとはこの「にがり」のこと。

このにがり、実は空気中の水分を吸収してしまうという性質があります。

このため、肌に水分を吸ったにがり成分が肌に残り、ベタベタしたような気がする、というわけです。

べたつきの原因はにがり(塩化マグネシウム)のしわざ以外にも実はもう1つあります。

それは海水に一番多く含まれる塩化ナトリウム、つまり食塩です。

突然ですがお風呂に入れるための塩「バスソルト」を使ったことがありますか?

美容意識の高い方なら、バスソルト入りのお風呂に入るとデトックス効果がある、ということをご存知かもしれません。

このデトックス効果、塩分の濃度が低い方から高い方へと引っ張られて、塩分も濃度を一定に保とうとする浸透圧の仕組みを利用したものなのです。

「うん?浸透圧?」となりますよね。

もう少しわかりやすく説明しましょう。

体の中の水分が外に染み出す、つまり汗をかくことで、体内の不純物を外に出すという効果があるのです。

潮風に吹かれると、これと同じことが起こっているということ。

体の中の不純物がつまった汗をかくから、ベタベタした感じがする、ということなんですね。

ただ潮風に吹かれただけなのに、複雑な反応が起こっているなんて驚きです!

潮風恐るべし・・・。

髪の毛や肌のベタベタ、どう対処する?

悩む女性

さて、体内の不純物が外に出されているとはいえ、髪の毛や肌がベタベタしたら気持ち悪いですよね。

対処方法はいたって簡単!

洗い流せばいいのです。

とはいえ、すぐに洗い流せない場合、どうすればいいでしょうか?

まず体については、汗拭きシートでふき取ればさっぱりしますよ。

最近は顔専用のシートも出ているので、パーツによって使い分けするといいでしょう。

顔と体用はあっても、さすがに髪専用のふき取りシートはないので、濡れたタオルで表面を軽くふき取るようにしましょう。

ふき取りシートでさっぱりしたといっても、すべてふき取れたわけではありません。

家に帰ったら、しっかりと洗い流しましょう。

そして、洗い流したあとは、髪や肌にプラスアルファのケアをすることも大切です。

髪をさわる女性

せっかくデトックス効果で肌の老廃物が外に出たのですから、しっかり肌に保湿ケアをしましょう。

髪もいつものケアにプラスして、トリートメントなどをするといいでしょう。

【あと書き】

いかがでしたか?

夏は海に行きたくなります。日焼けに対するケアだけでなく、潮風に対するケアも忘れないようにしましょう!