日本人の皆さんにお聞きします!

日本語ってすごく難しい~と思ったことはありませんか?

似たような言葉でも、意味が違う場合があって、どっちの言葉を使ったらいいのか迷ってしまった…なんて経験、誰でも一度や二度はあるんじゃないでしょうか。

先日、会社の上司(部長)が栄転することになったのですが、栄転を知った取引先からのメールに「部長が栄転されるのは至極当然のことと存じます」と書かれていました。

恥ずかしながら、至極ってどうやって読んで、どんな意味なんだろう…と思ってしまった私。

急いで調べてみたら、「しごく」と読み、「すごく」と近い意味のようです。

取引先への対応のために、詳しく知っておかないと!と思い、仕事から帰ったあとで日本語の勉強をすることにしました。

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至極(しごく)と「すごく」、それぞれの意味と違いは?

驚いた女性

まず、「至極(しごく)」と「すごく」のそれぞれの意味をご説明しますね!

至極・・・これ以上の状態はありえないさま。この上ない。最高な状態。もっとも。極めて。(漢字の意味は、「至」が「この上ない」、「極」も「これ以上ない」)

・人の意見に納得すること。論理的で正しいこと。
・ビジネスシーンで良く使われる。(特に会話やメール)
・「ポジディブの要素を持った文章で使われる言葉。

すごく・・・「至極」よりも程度がはなはだしく、普通ではないことを表している。

・ポジディブ・ネガティブ両方の意味で使われる。
・良い・悪いだけでなく、その程度や度合いを強調したいときに使われる。

つまり、「至極」は「至る」と「極める」の両方を使っているので、最上級の誉め言葉と思えばいいんですね!

対して「すごく」は、良い時も悪い時も使えるので、幅広い使い方ができると言えます。

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至極とすごく、どんな使い方をする?例文もご紹介

you are grat

それでは、どのような使い方ができるのか、例をあげてみますね。

至極
「私は至極の楽しみを得た」(とても楽しめた、という意味)
「残念至極な結果であります」(残念なことこの上ない、という意味)
「その話はもっとも至極であります」(全く道理にかなっている、という意味)
すごく
「すごく疲れた」(言葉に表せないくらい疲れている、という意味)
「母が作る料理はすごく美味しい」(美味しい、よりも程度が上、という意味)

このように、「至極」と「すごく」では、表す程度が違うので、使い分けるときに気をつけるといいでしょう。

至極を使った4文字熟語、どんな意味?

「至極」を使った4文字熟語はいくつかあります。

その意味もご紹介しましょう。

「満悦至極」
この上なく満ち足りて、喜んでいること。かつてないほどの充足感を得ること。

「恐悦至極」
恐れつつしみながらも、この上なく喜ぶ。相手に対し、敬意をこめて感謝の気持ちを伝えるときに使う。手紙で使われることが多い丁寧語。

「至極当然」
この上なく当たり前であること。これ以上なくもっともであること。「~でございます」と使うと、より丁寧になる。

「残念至極」
この上なく、きわめて残念であること。非常に悔しく、とても心残りであること。「残念無念」と同じような使い方をする。

これらの4文字熟語の意味を見ると、どれも「この上なく」という意味が込められていますね。

程度が極限に達していることが伝わってきます!

あと書き

至極とすごくの違いを知って、似た言葉だけれど2つをきっちり使い分けることが必要なんだと分かりました。

部長は、取引先からの信頼が厚かったことを実感すると同時に、私も日本語を勉強し直さないといけないなと思ったのでした。