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札幌時計台はなぜ有名になったの?その真相に迫ります!

time 2018/04/12

「日本三大がっかりスポット」と、嬉しくない場所にされている札幌時計台

北海道特有の雄大な風景とは対照的に、ビルの間にひっそりと佇んでいる時計台ですが、なぜ観光スポットになったのでしょうか?

札幌時計台の真相に迫ります!

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札幌時計台が北海道の他の場所に比べて有名なワケとは?

札幌時計台
白い時計がついているだけで、特筆すべきことがないような札幌時計台が、他の場所にくらべて有名なのには、時計台の歴史にあります。

そんな札幌時計台が刻んできた時間を説明します!

札幌時計台の正式名称は、「旧札幌農学校演武場」

名前からわかるように、札幌農学校(現在の北海道大学の前身)の演武場として使われていました。

明治2年、北海道に開拓使が置かれ、北海道の開拓が進められました。

広大な北海道の土地を開拓するにあたり、指導者を育成する必要があり、その育成する場所として「札幌農学校」が1876年に開校したのです。

この開校に際し、マサチューセッツ農科大学からウィリアム・スミス・クラーク博士が招かれます。

「少年よ、大志を抱け(Boys, be ambitious.)」で有名なクラーク博士ですね。

クラーク博士
そのクラーク博士が、札幌農学校で入学式や卒業式などのセレモニーや兵式訓練に使う施設として演武場の必要性を提案し、2代目の教頭であるホイーラー先生により具体化された構想図を作成し、1878年に建てられました。

実はこの演武場が建てられたとき、時計のついた塔の部分ははまだなく、授業の開始や終了を知らせる小さい鐘楼がついているだけでした。

では、いつ設置されたのでしょうか?

この時計塔の設置を提案したのは、当時の開拓長官・黒田清隆の指示だったと言われています。

この指示後、ホイーラー教頭がニューヨークの時計屋さんに時計を注文します。

しかし、この時計が札幌に届いたとき、まさかのサイズ違い・・・。

設置できない大きさだったのです!

しかし、ここで諦めなかったのが、発注ミスをしたホイーラー教頭でした。

「この時計塔を演武場につけて、札幌の標準時刻を刻むことが大事なんです!」と訴えました。

ここでホイーラー教頭が諦めていたら、時計台は別の施設に設置されていたかもしれません。

そんなホイーラー教頭の頑張りにより、1881年に演武場に設置され、運転を開始した時計塔ですが、1903年に札幌農学校が現在の北海道大学の所在地に移転してしまいます。

そして、1906年に当時の札幌区が時計塔を買い取り、現在の場所に移転し、1911年から1966年まで図書館として使われ、札幌市民に親しまれてきたのです。

1963年に制定された札幌市民憲章の前章には、「わたしたちは、時計台の鐘がなる札幌の市民です」とうたわれるほど、市民には大切な札幌時計台。

一時は「がっかりスポット」なんていう不名誉な称号をなくしたい市民から、「他の場所へ移転しよう!」という提案も出たんです。

でも、「このビルの合間で時を刻むことが、時計台が生きてきた歴史なんだから、移転反対!」といった意見も多く、1966年に永久保存が決定しました。

ちなみに、札幌市民から長年親しまれてきた時計台は、1970年6月17日に国の指定重要文化財に指定されています。

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札幌時計台って本当にがっかりするの?

ライトアップされた札幌時計台
「がっかりスポット」というイメージが定着してしまっている札幌時計台ですが、実際行ってみた人の意見は人それぞれ、というのが実態です。

例えば、「行ってがっかりした」という人の意見は、「イメージしていたよりも小さかった」「ビルの合間にあり、存在感がなかった」「時計台の前で写真を撮るだけで十分」といった感じ。

反対に「行ってよかった」という人の意見は、「風情があってステキ」「夜のライトアップがおすすめ」など、外観に関してガッカリしなかった意見が多いようです。

私もはじめて北海道に行ったとき、札幌に着いてまず行ってみたい場所が時計台でした。

ワクワクしながら向かい、いざ目の前にたったときは、「本当にこれが札幌時計台なの?」とがっかりしたクチです。

でも、北海道に行くたびに2回、3回と時計台に足を運ぶうちに、「これはこれでありだな」と思うようになりました。

外観については人それぞれ感じ方は違いますし、「満足すること間違いなし!」とは残念ながら言い切れないかもしれません。

しかし、「北海道という大地が、今のように開拓されるまでを見守ってきた札幌時計台か…」という思いを持って時計台を見ると、また違った見え方があるかもしれません。

200円の入館料を払うと、その歴史を垣間見ることもできます。

ちなみに時計台の中には入ったことがないので、次回はせっかくなので中も見学したいと思います。

北海道旅行の予定のある方、写真だけではない札幌時計台にぜひ行ってみてくださいね!

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