皆さん、ハブって知っていますか?

名前くらいは聞いたことあるけど、見たことはないなぁ。。。って方も多いのではないでしょうか?

ハブは日本固有のヘビで、沖縄をはじめとする南西諸島に生息していて、マムシと並んでとっても危険な毒ヘビです。

とくに沖縄県民の皆様は、普段の生活の中でいつ遭遇するか分からないので、特に慎重になっているとの声を聞きますね。

かなり以前の話になるんですが、私の家族が沖縄旅行に行ったとき、ハブとマングースのショーを見て、迫力がハンパなかった!!!と興奮気味に話していたのを覚えています。(※動物愛護法の関係で、2000年にこのショーは禁止になりました)

沖縄関連のブログなどを拝見していると、ハブの記事も少なからずあって、ハブって、沖縄では割と頻繁に見られるものだと思ってました。

でもしかし!

沖縄ならどこでもいると思ってたんですが、どうやらそうではないようです。

では、実際にハブがいない島ってあるんでしょうか?調べてみました。

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沖縄でハブがいない島は、一体どこ?

牙を出すハブ

出典:photo AC

ハブがいない沖縄の島を調べてみると、まず沖縄本島や全ての離島にハブがいるという訳ではないそうです。

実際にハブがいない島は、こんなにあるんですよ!

「北大東島・南大東島・波照間島・与那国島・由布島・来間島・鳩島・下地島・伊良部島・池間島・大神島・多良間島・粟国島・奥武島・久高島・津堅島・宮古島」
(粟国島では、2017年にハブが発見されて以来、断続的に見つかっています。ただ、定着したかどうかは判断されていません)

出典:

出典:

ちなみに、沖縄諸島の北側に位置する奄美群島(鹿児島県に属しています)もハブが生息していますが、喜界島・沖永良部島・与論島にはハブがいません。

近い場所にある島同士でも、ハブがいる島といない島があるんですね!

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ハブがいる島といない島、どうして分かれたの?

立入禁止の看板

出典:photo AC

それではなぜ、同じような気候の近隣諸島で、ハブがいる島といない島が分かれているのでしょうか?

これには諸説ありますが、いくつかご紹介します。

ハブの祖先が日本にやってきたのは数百万年前と言われていますが、この時代は今とは違って琉球列島が大陸と陸続きになっていましたんです。

その後、海水面の上昇と下降を繰り返して島ができていきましたが、その中で水没した島はハブがいなくなったという説が一つあります。

確かに喜界島や沖永良部島、与論島などは、標高が低い珊瑚隆起の島なので、この説は納得できますね。

もう一つは、土壌の成分が関係しているという説です。

ハブは酸性の土壌を好む傾向がありますが、サンゴでできたアルカリ性の土壌ではハブが生きられずに死んでしまうのだそうです。

これもなんだか納得させられる説ですね。

ただし、これらの説は完全に正しいとされているわけではなく、現在のところでは「ハブがいる・いないに対しての規則性はない」、というのが事実です。

ときに、今までハブがいないと言われてきた島でも目撃されることがありますので、旅行などの際には十分気をつけたいですね。

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沖縄には4種類のハブがいる!

ヘビ
ハブと一口にいっても、実際にはいくつか種類があり、その中で沖縄県内で生息が確認されていて毒を持つ危険なハブは4種類です。

それぞれの特徴を説明しますね。

・ハブ(ホンハブ)
最も数が多く確認されているハブです。大きいものは2mを超える個体もあるほど!とっても強い毒を持っています。
白~黄色地をしていて、黒くて細かい網目模様が特徴です。

・ヒメハブ
ハブの中では毒性が弱いですが、かまれると腫れやめまい、吐き気などが起こります。
あまり長くなく、長くても80cm程度です。胴体が太いのが特徴です。

・サキシマハブ
大きさは約1m程度です。毒は弱めですが、ここ最近生息地が広がっているようです。
全体に茶色の体で、鎖のような模様が入っています。

・タイワンハブ
牙が細長く、毒も強いため、ホンハブに次いで危険な種類ですが、他の種類に比べると個体数が少ないです。
外来種であり、大きさは最大1.2mほど。木の上での生活を好む傾向があります。

万が一ハブにかまれてしまった場合は、助けを呼んですぐに病院へ行くようにしましょう。

沖縄周辺の旅行の際には、事前に最寄りの病院(急患受け入れ可能な)をチェックしておくのが万が一の備えです。

あとがき

ハブは夜行性ですが、行動範囲が広く、山の中のみならず畑や道路、街中などいたるところで目撃されます。

ただ、1日あたりの行動範囲は100m以内といわれていて、一度見かけると数日感は付近にいる可能性が高くなります。

また、直射日光に弱いため、涼しい木陰などに入った時に出会ってしまうかも知れません。

ハブに慣れていない観光客の方は、ハブを見かけたらすぐに1.5m以上離れましょう。

そして現地の方に声をかけ、ハブを見つけたと伝えましょう。

ハブは、昔から沖縄や奄美諸島の方たちと共存して生活しています。

むやみに怖がる必要はありませんが、毒を持つ危険な生物であることは事実です。

くれぐれもかまれないように気をつけてくださいね。