電磁波ということば、みなさん一度は耳にしたことがありますよね。

目には見えないし、においもしない。

どうやら電化製品から発せられていて、体にはあまり良いものではないらしい、というイメージは持っていると思います。

そんな電磁波ですが、妊婦さんにとっては「赤ちゃんに影響があるんじゃないの!?」と心配されている方も多いはず。

そこで今回は、電磁波を受けやすい意外な場所から、私たちのからだ、特に妊婦さんにどんな影響があるのか、電磁波について掘り下げていきたいと思います。

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電車の中には電磁波がいっぱいあるの?


実は私たちが通勤など移動手段として使う電車には、電磁波が充満しています。

出典:photo AC

日常生活で電磁波を発するものというと電化製品の近くと思いがちですが、電車の中は、多くの電磁波を出す電子レンジと同じだと言われているんです。

そんな電磁波が多い電車に妊婦さんが乗り続けると、どんな影響が出てくるのでしょうか?

アメリカの研究機関が行ったある調査では、16ミリガウスの電磁波を日常的に浴びていた妊娠初期の妊婦さんは、浴びていない人に比べて流産のリスクが高い、という結果が出ているそうです。

実はこの16ミリガウス、それほど高い数値というわけではないようです。

なぜなら、電磁波が多く出るとされている電子レンジは80ミリガウスという数値だからです。

でも、電子レンジから発せられる4分の1弱の電磁波であっても、影響を受けるかもしれません。

流産以外にも小児がんや白血病、低体重などの影響がある、という報告もあります。

ここまで重篤な症状ではなくとも、電磁波を浴びることでイライラしたり、ちょっとしたことでキレたり、といった精神面に影響があることも報告されています。

とはいえ、電磁波を出すものに囲まれるようになってきたのは最近のことで、実はまだ正確には解明されていません。

今後さまざまなデータが収集され、分析されることで、本当に電磁波は悪者なのかどうかが判明することになります。

ただ、電磁波が本当に体に悪いものなのか否かの結果が出るまで、まだしばらく時間がかかりそうですね。

なので今のところ言えることは、妊婦さんは最悪の場合を想定して可能な限り電磁波を避けるほうがよいということです。

なぜ電車には電磁波が多いの?

電子レンジ

出典:photo AC

ところで電車はなぜ電子レンジのように電磁波が多いのか、という疑問を持たれた方もいるでしょう。

想像してみてください。

電車は駅での乗降時以外には扉が閉められた密閉状態となっていますよね?

これが電子レンジの庫内と同じ状況というわけなんです。

モーター部分から出てくる電磁波が、車両の中に入ってくると、扉の閉ざされた車内に充満してしまうんですね。

さらに、最近ではほとんどの人がスマートフォンをはじめとする携帯電話を持っていますよね?

それでなくてもモーターからの電磁波が充満しているのに、携帯電話からも電磁波がプラスされてしまいます。

スマホの電波

出典:photo AC

もし満員電車なら、携帯電話から出る電磁波はどれくらいのものになるのか・・・。

想像するだけでもちょっと恐ろしい数字になりそうですよね(汗)。

少し気分が重くなってしまう情報ばかりなので、電磁波を避ける方法をを1つお教えします!

なるべく電車で電磁波を浴びないようにするために知っておくべきこと

まずはじめに、生活をする上で、全く電磁波を浴びないというのは不可能なことです。

ただ、なるべく浴びないようにすることは可能です。

特に、妊婦さんは電磁波の多い電車に乗るときは、次のことを覚えておいて損はないですよ。

電車の車両には「モハ△△△」「サハ○○○」といった謎の記号が書かれているのを見たことがありませんか?

実はこの「モハ」や「サハ」には意味があるんです。

「モハ」の「モ」は「モーターがついている」という意味を持ち、「サハ」の「サ」は「運転席もモーターもついていない」ということ。

つまり、「サハ」や「サ」で始まる車両に乗れば、電磁波を多く発するモーターがついていない車両なので、電磁波を少し避けることが可能というわけです。

反対に「モハ」や「モ」で始まる車両に乗れば、モーター付きの車両に乗ることになるので、電磁波の量が多くなる、ということになります。

ちなみに、電車内で一番電磁波が多い場所というのは座席部分ですので、モーター車の座席にはなるべく座らないほうがいいです。

妊婦さんは、なるべく混雑していない「サ」のつく車両に乗りましょう!

新幹線の座席、電磁波の少ない場所ってあるの?

新幹線

出典:photo AC

新幹線に乗るとき、景色を楽しめる窓側に乗りたいところですが、電磁波のことを考えた場合、通路側にすることをお勧めします。

実は新幹線の窓側は電磁波が多く、通路側は電磁波が少ない、と言われているからです。

通路側だと微量な電磁波しか検出されなかったのに対し、窓側からは瞬間的な数値ですが300ミリガウスも検出された、というデータもあるくらい、窓側には電磁波がいっぱいなのです。

妊娠中はトイレが近くなることも考慮して、予約するなら通路側にしましょう。

【あと書き】

いかがでしたか?

電磁波って気にしだすとキリがない、という感じですよね。

電磁波に気を取られてストレスがたまるようであれば、電磁波を防止するグッズを使ったり、電磁波を発する電気製品を使うときには少し離れるなど、ちょっとした工夫で軽減することは可能です。

上手に電磁波を避け、新しい情報を常にチェックして生活することが大切ですね。