昭和生まれの私にとって、自分の住む町以外の人とつながる方法と言えば「ペンパル」でした。

ペンパルと言っても、何のことやら意味が分からないという方も多いのではないかと思うのですが、説明すると「文通」のことです。

もしクラスメイトに「私、外国にペンパルがいるんだー」なんて人がいれば、「すごーい!かっこいいー!」と、みんなから憧れと尊敬のまなざしで見られてた、そんな時代がありました。

しかし、インターネットが普及した今、ペンパルからは考えられないくらい、同時に何人もの国内外の人達とSNSを通じて簡単につながることができ、交流を持てるようになりました。

その一方、簡単に繋がれるからこそ、様々なトラブルも起こっています。

その1つの例が、ネット上では使っていなかったはずの本名を無断で晒されるということです。

もしネットで本名をさらされてしまったらどうすればいいのか、対策方法をご紹介します!

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ネット上で無断で他人が本名を晒した!対策は?

スマホ

出典:photo AC

まずはネット上で晒されてしまった本名を、これ以上ネット上に晒されている状態にしないことが必要です。

では具体的にどうすればいいのでしょうか?

まず確認しないといけないのは、本当に第三者が本名を晒したかどうかです。

私の周りでも多いのですが、SNSがどういうものなのか、よくわからないまま、「周りがやっているから」という理由でSNSを始め、自分でも知らない間に本名などの個人情報を掲載していた、なんてこともあるんです(汗)。

なので、「実はSNSの使い方をなんとなくでしか理解していない」という場合は、まずそこから確認し、自分のSNS上の個人情報を削除しましょう。

「私は自分の個人情報をきっちり管理しているから、絶対に他人に晒された!」と自信を持って言える方は、次のアクションに進みます。

本名を晒していると思われる人のSNSのアカウントを凍結させましょう。

方法は簡単で、SNSの運営者に対して依頼をかける形になります。

例えばTwitterであれば、勝手に他人の個人情報を公開することは利用規約違反になるため、事実関係が立証されれば、個人情報を晒した人のアカウントは凍結され、そのアカウントからの情報流出は防ぐことができます。

ほとんどの場合、アカウント凍結だけで相手も引き下がるとは思いますが、中には新しく別のアカウントを作って、再度個人情報を流出しようとする人もいます。

そうなってしまったら、弁護士に相談した方がよいでしょう。

SNSでのトラブルで一番怖いのが、相手がどこの誰なのかわからないということですよね。

しかし弁護士に相談することにより、あまりにも相手が悪質な場合は、名誉棄損の訴えを起こすことで相手を特定することも可能になります。

訴えが相当だと認められれば、裁判所や警察が相手のプロバイダーに個人情報の開示を要求することができ、プロバイダーもそれに応じないといけないため、見えない相手との戦いが、「見える相手」との戦いになるという訳です。

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法律上の罪になるの?ならないの?

木の人形

出典:photo AC

ただ単に本名をネットで晒されるだけだと、法律上の罪になるかどうかは微妙ですが、本名を晒されたことで名誉が傷つけられた場合、刑事事件としても民事事件としても問題になる場合があります。

しかし、刑事事件として扱われる場合には、警察が動くことになるのですが、警察が動けるのは何かしらの被害を受けていることが前提になります。

ですので、「名誉棄損だ!」と言うだけでは実害がどこまであるのかはわからず、警察が動いてくれるかどうかは微妙です。

もし、度重なるTwitterアカウント削除に対して、こちらが身の危険を感じるような脅迫をしてきたら、警察は動いてくれるかもしれませんが、確実に対応してくれるかどうか、というと明確ではありません。

対して民事事件の場合、名誉棄損として認められれば、相手に対して損害請求をすることも可能です。

先日、警察庁のサイバー犯罪を担当されている方から、8歳の女の子がSNSで被害に遭ったという事例を聞きました。

今はスマホを通じて誰でも世界と繋がることができるようにいなりましたが、便利な反面、様々なリスクも潜んでいるということを理解せずに利用している人も多いように感じます。

まずはしっかりとインターネットの仕組みを理解して、犯罪に巻き込まれないように、個人情報に繋がる情報発信をせずに、楽しくSNSを楽しみましょう!