アメリカのドラマや映画を見ていると、そこに出演している俳優さんの名前が日本人の名前では見ることのない3つの名前で構成されているなんてことがありますよね。

例えばマイケル・J・フォックス。

この真ん中の「Jって何?」と思ったことはありませんか?

サミュエル・L・ジャクソンのLや、ジョン・F・ケネディなど、名前に挟まれているアルファベットに何か意味があるのでしょうか?

今回は、英語圏の名前の秘密に迫りたいと思います!

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ファーストネーム・ミドルネーム・ラストネームって何?

名前

出典:photo AC

日本人の名前が苗字(姓)と名前(名)しかないのに対し、英語圏の名前には「ファーストネーム」「ミドルネーム」「ラストネーム」の3つがあります。

まず「ファーストネーム」。

これは、日本人の名前(名)に当たるものです。

英語圏では、氏名を書く際に最初に来ることから、「ファーストネーム」と呼びます。

また、「ファーストネーム」は、親によって与えられた名前という意味から「ギブンネーム(Given Name)」とも呼ばれます。

続けて「ラストネーム」。

こちらも日本人にはわかりやすく、苗字(姓)にあたる名前です。

日本人の苗字と同じように、ラストネームは家族の名前を示しているので、「ファミリーネーム(Family Name)」とも呼ばれます。

書類を書くときなどは「サーネーム(Sirname)」とも呼ばれますね。

最後に「ミドルネーム」。

これが日本人に最もしっくりこない名前と言えるかもしれません。

ミドルネームとは一般的にはキリスト教で洗礼を受ける時につけられる名前のことです。

しかし、最近では洗礼名ではなく、同じ名前の人と区別をするためにつけることも多いようですよ。

質問する女の子

出典:photo AC

例を挙げて説明してみましょう。

日本人の苗字で多い「佐藤さん」や「鈴木さん」の場合、名前(名)をかなり工夫しないと、同姓同名になってしまう場合が多いですよね。

メジャーリーガーのイチローのフルネーム「鈴木一朗」だって、「朗」がかぶりにくいとはいえ、日本にはたくさんの「鈴木一朗」さんがいると思います。

そんな同姓同名の「鈴木一朗」さんを区別するために、つけるのがミドルネームです。

また、国によっては、母親の旧姓をミドルネームにする習慣もあるそうです。

日本では、結婚する際に名前が変わってしまうので、もし旧姓を付けられるのであれば、自分のルーツを名前に刻むことができます。

女性目線でいうと嬉しい習慣ですよね。

そういえば、昔、フレンズというドラマを好きで見ていたのですが、モニカ役のコートニー・コックスが結婚をした際、名前の表記が「コートニー・コックス・アークェット」になっていました(残念ながら離婚しちゃいましたが…)。

こんな風に自分の旧姓と改姓が一緒に使えたら、「夫婦別姓!」という動きは起きないかもしれませんね。

ちなみにアメリカ人の場合は、亡くなった家族や親戚など、自分の大切なひとを偲んで忘れないようにするために、その名前をミドルネームにつけることもあるそうです。

名前にもそれぞれの国の文化や習慣が現れていて、とても興味深いですよね。

日本人の名前の順番は「ラストネーム・ファーストネーム」ですが、英語圏では「ファーストネーム・ミドルネーム・ラストネーム」の順番になっています。

また、初対面などで名前を呼ぶ場合、ファーストネームで呼び合うのが一般的ですが、ビジネスシーンやお国柄によっては、ファーストネームでは呼ばないこともあります。

そういえば以前、大学の英語の授業の際、イギリス人の先生から「僕の名前をファーストネームで呼ばないように。ファミリーネームの前にMr.を付けて呼びなさい」と言われたことがありました。

しかし、別の授業で担当してくれたアメリカ人の先生からは、「ファーストネームで呼んでね」と言われ、人によって名前の呼び方は違いがあるようです。

ですので、初対面のときに「どのように呼べばいいですか?」と聞いてみると、相手の習慣に合わせることができますね。

日本人の名前はどう当てはまるの?

子供たち

出典:photo AC

では、実際に日本人の名前を当てはめてみましょう。

前述のイチローであれば、日本語では「鈴木 一朗」ですが、英語ではIchiro Suzukiとなります。

苗字と名前を反対にする、ただそれだけです。

日本人にミドルネームがない分、わかりやすいのではないでしょうか。

ちなみに、日本のように、「ファミリーネーム・ファーストネーム」の並び方の国は、中国や韓国などの東アジアの地域が多いそうです。

ヨーロッパ圏では、ハンガリーが「ファミリーネーム・ファーストネーム」の並びだそうです。

【あと書き】

いかがでしたか?

グローバル化が進み、日本以外の国の人やその文化・習慣に触れる機会が増えました。

自己紹介のとき、「お名前の由来は?」と聞くことで、その人の国を知るきっかけになるかもしれませんね。