ミルクばかりだった赤ちゃんに離乳食をあげるとき、ママたちが感じるのは「ご飯を食べられるようになったのね」という我が子の成長に対する喜びと、「毎日の離乳食どうしよう」という不安ではないでしょうか。

離乳食が進むにつれ、大人と同じものが食べられるようになってくるものの、消化器がまだまだ未熟な幼児の食事にはさまざまな注意が必要で、毎食大変な手間と労力がかかり、ママたちも疲れちゃいます。

そんなときにおすすめなのが、栄養バランスがよく手間がかからない鍋です。

ちょっとした工夫で、大人も子どもも楽しめる鍋について、注意点と合わせてご紹介したいと思います。

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一緒に作って取り分ける場合、どんな鍋にすればいい?

ご飯を食べる幼児

出典:photo AC

離乳食を食べている2歳くらいの子どもに大人の鍋をそのまま取り分けてあげる場合は、味の濃い市販の鍋用のダシは使わず、子どもが食べても問題のない刺激の少ないものや添加物の入っていないものをあげましょう。

とはいえ、どんなものか想像しにくいですよね。

「大人はいつも通りの味を楽しめて、子どもも手間をかけずに楽しめる鍋」と考えると難しいですが、「味付けを各自の取り皿でする鍋」と考えればわかりやすいのではないでしょうか?

例えば湯豆腐やしゃぶしゃぶなら、大人はいつもどおりのポン酢やゴマダレで食べることができます。

子どもは味付けをせずに素材の味そのままで食べてもいいですが、味がないため食べないかもしれません。

そんな場合は、鍋のダシを取り皿に入れて少し醤油を薄めて使うなど、子どもが食べてくれる味付けにするといいでしょう。

ちなみに我が家では、息子が小さい頃は息子用のつゆを昆布だしと醤油・みりんで作っていました。

このつゆはうどんなどのつゆにも使えるので、作りしておきしておくと便利。

蓋つきの製氷機につゆを入れて凍らせ、凍ったらフリーザーバッグに入れて置けば、使いたいときに使いたい分だけ解凍できます。

ぜひお試しあれ!

大人向けの鍋が食べたいときはどうすればいいの?

鍋の素材

出典:photo AC

「どうしても大人向けのキムチ鍋が食べたい!」など、子どもに食べさせるには躊躇してしまう鍋を食べたい場合は、味付けをする前に子どもの食べる分だけ先にとって置きましょう。

ただし、いったん大人用の味付けをしてしまうと、子ども用の味付けには当然戻りません。

「もっと食べたい(涙)」と子どもが要求しそうなら、小鍋に子ども用のものを多めに取り分けておきましょう。

取り分けるのが面倒な場合、中国の火鍋のように、1つの鍋で2つの味が楽しめる形の鍋があると便利です。

1つには大人専用の味付け、もう1つには子どもと一緒に楽しめる味付けにすれば、子どもが「もっと欲しい!」と言っても焦ることなく対処できますし、大人もバリエーション豊かな鍋を楽しむことができます。

ズバリおすすめの鍋はコレ!

なるべく手間をかけずに、大人も子どもも楽しめる鍋をご紹介します。

関西でポピュラーな「うどんすき」

昆布やカツオでだしを取り、しょうゆやみりんなどで薄く味付けして、そこに野菜や肉、メインのうどんを煮るというもの。

だしをしっかり取ることで味付けは薄味でOKですし、だしの旨味を小さい頃から体感するという食育にもつながります。

また、少しうどんを煮れば、小さい子でも食べやすい硬さになり、離乳食の進み具合によって食材の硬さを調節できるのもおすすめのポイントです。

ちなみに大人は取り分けた後に七味や柚子胡椒などでちょっとした刺激を追加することができます。

味のバリエーションが楽しめるのも魅力です。

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見た目が華やかな「トマト鍋」

トマト鍋

出典:photo AC

トマトの味は、子どもも大人も大好きな味ですよね。

コンソメで味付けをしますが、子どもに使いたくない場合は、コンソメを入れる前に取り分け、粉チーズやとろけるチーズでなどで塩味をプラスするといいでしょう。

大人は取り皿でタバスコをプラスすれば、ちょっと刺激的な味になります。

〆はパスタかリゾットの2種類からお好みのものを選べるのもうれしいですね。

作り方はこちらの動画が参考になりますよ。

米の美味しさを再認識する「きりたんぽ鍋」

きりたんぽ鍋

出典:photo AC

秋田を代表する、ご存知「きりたんぽ鍋」。

最近では東北以外の場所でもスーパーで手軽にきりたんぽを買えるようになりました。

野菜や肉の旨味を吸ったきりたんぽは、離乳食にもぴったりです。

米の美味しさを小さい頃に知ることで、日本食の奥深さを知る食育にもつながります。

ちなみに、「きりたんぽなんて手に入らない!」という方におすすめなのが「だまっこ」です。

これは、炊いたご飯をつぶして丸めたものなのですが、これをきりたんぽの代わりに入れても美味です。

あとがき

いかがでしたか?

鍋は手軽なだけでなく、旬の野菜や魚、地域の特色を活かした食べ方を知ることができるメニューです。

ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」を、鍋を通じて離乳食から体感するのもよいのではないでしょうか。