子どもの頃はただ「着たいものを着る!」という理由だけで選んでいた洋服。

しかし、大人になると、TPOをわきまえた服装を選ぶのがマナーですよね。

喪服と礼服は、まさに大人になってから着るものですが、喪服と礼服の違いってご存知ですか?

なんとなくわかっているものの、違いを説明するとなると、微妙だったりしますよね・・・。

今回は、そんな喪服と礼服の違いについてご紹介!

「喪服と礼服の違いを一言で言うならコレだ!」と違いが一発でわかること間違いなし!?

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喪服と礼服の違いはこれだ!

礼服

一言で違いを言うと、喪服はお悔やみの時にだけ着るもの、礼服は冠婚葬祭で着るものです。

言い換えると礼服はお悔やみの時にも対応している、というわけです。

ということは、礼服を一着用意しておくと、お悔やみのときにも着られるので、喪服をあえて用意しなくてもほとんどの場合(喪服を用意しておいた方がよい場合もあるのですが、それは後ほど)対応できる、ということになります。

社会人になると、親御さんから「ブラックフォーマルを1着用意しておいた方がいいね」と言われたことはありませんか?

実はブラックフォーマルは礼服なんです。

だから、社会人のマナーとして、冠婚葬祭に対応しているブラックフォーマルを1着用意しておく方がいい、と親御さんが教えてくれるんですね。

「そんなの何かあったときに買えばいいよ」なんて返答しちゃう人も多いかもしれませんが、これって社会の先輩である親御さんからの貴重なアドバイスです。

冠婚葬祭、特にお悔やみ事は急に起こることも多いので、ブラックフォーマルを用意しておくことをおすすめします。

喪服と礼服、種類があるってホント?

質問

一言で「喪服」「礼服」と表しますが、実は種類があり、参列するときの自分の立場によって使い分けます。

まずは喪服から。

略喪服

スーツ

急なお通夜に参列するときなどに着るもので、色は黒でなくても濃いグレーのような暗い色であればOKという感じです。

お悔やみ事は事前に準備するのがイヤですよね?

なので、「こんなことになるなんて思っていなかったから、喪服の準備をしていなかった」という意味合いがこの準喪服には含まれています。

しかし、あくまでもこれは急なお通夜や三回忌以降の法要など亡くなってから時間が経ったときだけに対応している喪服です。

お葬式のときや親せきといった近い関係の人のお通夜のときはブラックフォーマルを着ましょう。

準喪服

ブラックフォーマルが該当します。

正喪服

喪主やお葬式を執り行う人(主催者)が着用するものです。

女性であれば和装や通常のブラックフォーマルよりも襟が高くてスカート丈が長いもので、肌の露出を極力少なくなっています。

なお、「正喪服は一番格式が高いものだから、お葬式に参列するときは必ず正喪服にしよう」というのは間違いです。

あくまでも正喪服は着用する人が「喪主など亡くなった人に近しい人」限定されているため、上司の家族のお葬式に参列するときなどの正喪服着用はNGですので、ご注意を!

続いて礼服です。

礼服は喪服以上に様々な種類があるのですが、それぞれの用途を「結婚式に参列する人がどれを着るのか?」というシチュエーションで整理してみます。

ただ、女性は結婚式に参列する際、様々な形のドレスで参列するためイメージしにくいので、男性の参列者で説明したいと思います。

〇略礼服:一般参列者が着用。オールマイティーに使えるブラックフォーマルがこれに該当します。

〇準礼服:スピーチをする人など、何かしらの役割がある人が着用するものです。

〇正礼服:結婚式のホストである両家の親御さんが着用します。

なんとなくイメージできたでしょうか?

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礼服の種類ってこんなにあります

礼服のイメージができたところで、具体的にどんな服を着ればいいのかを解説しますね!

ちなみに準礼服と正礼服は、ヨーロッパの社交界の名残が残っていて、昼用と夜用で着るものが違います。

略礼服

男性であれば、ブラックフォーマル、女性であればインフォーマルドレスがこれに該当します。

インフォーマルドレスとは、いつもよりもちょっとキレイ目の恰好という感じ。

子どもの入学式や卒業式に着るセレモニースーツのイメージですね。

準礼服

女性は流行を取り入れたデザインで、袖つきのセミアフタヌーンドレス(昼)と、肩を出したカクテルドレス(夜)が準礼服に当たります。

お昼は肩を出すことはNGなので、もし肩が出てしまうようなら、ボレロやショールなどで隠しましょう。

男性は黒いジャケットとグレー地にストライプ柄のパンツを合わせたディレクターズスーツが昼用、タキシードが夜用の準礼服です。

ドレス

正礼服

女性は七分袖から長袖のアフタヌーンドレス(昼)と、肩を出したロング丈のイブニングドレス(夜)を、男性はモーニングコート(昼)と燕尾服(夜)が正礼服になります。

春の園遊会の際に皇族のみなさんが着用されている洋服が昼の正礼服で、宮中晩さん会で着用されているのが夜の正礼服、という風に、皇室行事での服装をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

日本では肌を見せることに少し抵抗があるためか、女性は日本の正礼服でもある着物を着られていることが多いようです。

【あと書き】

いかがでしたか?

シンプルな喪服と違い、礼服が意外と奥が深いですよね。

年齢を重ねた女性の立場からすると、「スカートのウエスト部分はゴムかゴムじゃないか?」というような服の違いくらいしか意識していなかったのですが、たまには背筋を伸ばしてきちんとした服装になって出かけてみる、というのも大切かもしれませんね。