みなさんは耳掃除が好きですか?

私は、小さい頃の母にしてもらった耳掃除がとても痛かったため、耳掃除があまり好きではありません。

月に2回ほど、綿棒で軽く掃除する程度です。

また、お子さんの耳掃除をしているママさんも多いでしょう。

もしかしたら、お子さんの耳をキレイにしたいからといって毎日のように耳掃除をしている方もいるかもしれませんね。

世の中には「耳掃除が大好き」という人がいます。

私の母も実は耳掃除が好きなのです。

だから、私が耳掃除嫌いだと知っていても、「耳をキレイにしておかないと、聞こえにくくなるでしょ!」と、頻繁に掃除しようとするため、子供の頃の私にとっては苦行でした(涙)。

しかし、耳掃除って、そんなに頻繁にしてもいいものなのでしょうか?

私のように「痛い」と思うような耳掃除の仕方は、本当に正しい方法なのでしょうか?

今回は、耳掃除にまつわる疑問を徹底的に解明したいと思います!

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過度の耳掃除は危険?

耳掃除をしてもらうおじいさん

毎日のように耳掃除をしている耳掃除マニアの方、実は過度の耳掃除は危険です!

私たちの耳は、そんな頻繁に耳掃除をする必要がありません。

頻度で言うなら、月に1・2回で十分なのです。

「その頻度なら、耳の中が耳垢だらけになっちゃう!」と思うかもしれません。

でも、耳の穴から鼓膜までの道、つまり外耳道というのはベルトコンベアのようになっているんですね。

このベルトコンベアによって、耳の奥に耳垢がたまっていても、食べ物を噛んだり、くしゃみなど顎が動くことで耳の穴の入り口付近まで運んでくれ、自然に耳の外へ排せつをしてくれるのです。

だから、無理して取り出さなくても、自動的に耳の入口付近まで運んでくれるので、それまで待っていればよいのです。

では、頻繁に耳掃除をするとどうなるのでしょうか?

耳を掃除する際、気を付けていても外耳道が傷ついてしまうことがあります。

外耳道の傷ついたところに細菌が入ってしまい感染を起こしてしまうと外耳炎になってしまったり、さらに耳の奥の鼓膜にまで細菌が入ってしまえば鼓膜炎を起こすこともあります。

「そうはいっても、耳がかゆいんだからしょうがないじゃない」といって耳掃除をしすぎると、外耳道湿疹ができてしまい、さらにかゆみが増してしまうこともあります。

また、外耳道にカビが生えてしまう外耳道真菌症になることもあります。

これらの症状が出たら、医師による治療が必要となるのですが、気をつけなければいけないのは、治療により症状が緩和した後も耳掃除を頻繁にしてしまうことです。

耳掃除をして、疾患を繰り返していると、鼓膜に穴が開くなんていう深刻な結果にもなりますのでご注意を。

過度の耳掃除は、耳に深刻なダメージを与えかねない、と言えますね。

正しい耳掃除の仕方とは?

綿棒

正しい耳掃除の方法は、なるべく外耳道に触れないように耳の中に綿棒や耳かきを入れて、耳の入り口付近にコンベアに乗って運ばれてきた耳垢を引き抜くようなイメージです。

間違っても、耳の奥でゴリゴリと引っ掻きだすような乱暴な掃除はやめましょう。

言葉にすると、とても簡単そうなのですが、なるべく外耳道に触れないようにする、というのが難しいですよね。

太い綿棒を使うと、使い方を間違ったせいか耳垢が逆に耳のさらに奥に行ってしまったという話も聞いたことがあります。

ですので、通常の綿棒ではなく、赤ちゃん用の細い綿棒がおすすめ。

細い綿棒なら、外耳道に触れにくくなります。

また、カサカサとした耳垢の人が約7割と言われている日本人は、耳垢を引き抜くようなイメージと言われても、カサッとした耳垢が綿棒にくっついてこないことが多いかもしれません。

これを無理やり取るから、幼いころの私のように痛いと感じたり、外耳道を傷つけることになってしまうのです。

ですので、お風呂上がりで耳の中が湿っているときに耳掃除をしましょう。

かさついた耳垢が湿ることで綿棒にくっついてきやすくなりますし、耳の中も湿っているので傷つきにくくなりますよ。

耳掃除をしないと、どうなるの?

耳掃除

実はアメリカでは「耳掃除はしないでも大丈夫」という見解があります。

間違った方法で耳掃除をして耳を傷つけるのであれば、耳垢をそのまま残しておいたほうがいい、という考えなのです。

そういえば、以前外国人の友人と耳掃除の話をしていたら、「もう何年もしていない」なんて言っていましたね~。

彼がやっているのは、風呂上がりにティッシュで耳の入口の部分の水分を吸い取るだけだとのことです。

耳垢はただの排泄物と思っているかもしれませんが、実は外から入ってくるゴミやほこりだけでなく、細菌をブロックする働きがあるので、少しは耳に残しておいたほうがいいだろう、という考えもあります。

とはいえ、耳垢が耳の外へ排出されにくい人もいます。

その場合、適度に耳掃除をしなければ、耳垢がたまってしまい、耳が聞こえにくくなってしまうことも・・・。

びっくりする女性

しばらく耳掃除をしなくて耳が聞こえにくいと感じる場合は、正しい耳掃除の仕方で耳垢を取ってあげましょう。

もし自分でうまくとれないというのであれば、耳鼻科へ行くときれいにとってくれます。

私はひどいアレルギー性鼻炎があるので、年に数回耳鼻科へ行くのですが、その際先生が耳・喉・鼻を一通り診てくれて、耳垢もきれいに取ってくれることがあります。

何も言わなくても、必要に応じてくれる先生にお世話になると安心ですね。

【あと書き】

いかがでしたか?

耳掃除は気持ちいいと掃除しすぎると、危険だということがわかっていただけたでしょうか?

何事も適度が大切、ということですね。