スマートフォンが出てからよく耳にするようになったガラケー。
ガラケーがスマートフォン以前の普通の携帯電話のことであるのは有名ですが、
なぜガラケーというようになったのでしょか。
今回はガラケーについて色々と調べてみました。
ガラケーの意味とは?
一応知らない人のために、
ガラケーというのは「ガラパゴス携帯」の略になります。
なぜ、ガラケーと言われるようになったのか、それは、日本の携帯電話というのは、
世界標準を無視した独自の進化をとげてきたからです。
ワンセグや着うた、着メロに電子マネーやお財布携帯、アプリやゲームなど、
日本ではあって当たり前な機能も、海外ではほとんど普及していない機能なのです。
そして、この独自の進化を遂げた日本の携帯を、他の島との接触をさけ、
オリジナルな進化をとげたといわれるガラパゴス諸島の生物に例えて表したのが
「ガラパゴスケータイ」つまり、「ガラケー」になります。
最近では、この様な表現は日本の携帯をバカにしているとして、
「フィーチャーフォン」と、個性的な電話を意味する言葉に
言い換える人たちも増えてきたようです。
ガラケーでLINEは出来るのか?
ガラケーが好きだけど、LINE(ライン)もしたい!
そんな方もいると思いますが、実際どうなんでしょう?
結論からいうと「出来なくはない」です。
ガラケーでもLINEを使う方法はあるようなのですが、タイムラインは反映されません。
また、ガラケーはアプリがないので、都度LINEのブラウザページにアクセスして
メッセージを確認する必要があります。
更に、タッチパネルではないため、会話のスクロールは十字キーを使って進めていく
必要があります。ブラウザを開いて、更新ボタンを押すことによって新規メッセージが
反映されるので、トークを見る際のタイムラグが大きく発生してしまいます。
また、無料通話もガラケーLINEでは出来ません。
スタンプ表示も一応できますが、有料スタンプをガラケーから購入することは
出来ないため、最初から入っている無料スタンプのみの使用となってしまうようです。
ガラケーでデザリングはできるの?
基本的には出来ないのですが、出来る機種も存在します。
AQUOS(SHF31)やSH-04D、F-04D、F-02D、F-07Fなどです。
ただ、スマートフォンよりもデザリング料金が高くなっているのと、
通信速度が遅いため、使い勝手の面でいうと微妙かもしれません。
ガラケーはなくなってしまう?それとも増えている?
スマートフォン普及により、存在が危ぶまれているガラケーですが、
今後、無くなることはないといわれています。
事実、2014年の出荷台数が前年比5.7%増という結果も出ています。
ガラケー回帰の傾向も見られるため、なくなってしまうことはないという
理由としては、スマホの通信料金の高さや通話のしやすさはガラケーの方がいい、
といった理由などが挙げられているようです。
スマホに使い慣れてしまった私にはガラケーにはあまり興味がないのですが
私の友人でも、スマホとガラケー両方持っているひとも何人かいますからね。
ガラケーにはスマホにはない使いやすさや魅力があるのでしょう。
ガラケーの復活も見込まれる今後に注目ですね。