スーパーで買ってきた野菜。
使うたびに切るのは面倒だから、「まとめて切ってしまおう!」そう思ったことはありませんか?
わたし自身「買ってきたら切ってしまおう」という一人なのですが、野菜を切った後に少しでも長い期間よい状態で保存するには少しコツが必要なのです。
今回は、切った野菜を上手に使い切る方法を伝授したいと思います!
この記事の目次
切った野菜を冷蔵庫で保存。どれくらい持つの?
野菜は、そのままの状態で保存するよりも、切ってしまった方が日持ちはしません。
火を通さず生のまま食べるのであれば、切ったその日に使うようにするのがおすすめです。
「料理のたびに切るのが面倒だから、まとめて切っているのに、1日で使い切るなんて矛盾してない?」と思うかもしれません。
しかし、野菜は切ることで空気に触れる面積が増え、傷みやすくなってしまうのです。
また、切った面から水分がぬけてしまい、乾燥した状態にもなってしまうため、生で食べる場合は早い方がいいのです。
また、切った野菜は、なるべく低い温度で保存しておく方が傷みにくくなります。

出典:photo AC
そのため室内の温度が5度から7度くらいの野菜室に保存しておくよりも、3度から5度の冷蔵室に保存する方が野菜を良い状態でキープすることができます。
どれくらい冷蔵室の方が長持ちするかは、野菜の保存状態(水分が飛ばないようにしているか?)やカットした状態(空気と触れる面が多い切り方かどうか?)などによって異なるため、正確に「これだけ違います!」とは言いきれませんが、心持ち長持ちすると考えてよいでしょう。
切った野菜を長持ちさせる方法とは?

出典:photo AC
野菜は低温の方が良い状態をキープできるとお伝えしましたが、それ以外のおすすめの方法をご紹介します。
野菜は水気をしっかり切るべし!
カットする前に野菜を洗うと思いますが、しっかり水気を切っていますか?
余分な水分が残っていると野菜が傷んでしまうので、キッチンペーパーを使ってしっかりと水気を切りましょう。
空気に触れないように保存すべし!
空気に触れることで、野菜はどんどん劣化していきます。
少しでも空気に触れないように、密封した状態で保存するようにしましょう。
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保存容器を清潔にすべし!
野菜を切った状態で容器に保存する場合、容器に雑菌がついていると野菜が傷んでしまう原因になります。
キッチン用の口にいれても大丈夫なアルコール消毒液を使ったり、アルコールの臭いが気になる人は熱湯消毒するなど、清潔な容器に保存しましょう。
野菜保存用の袋を活用すべし!
保存容器に入れて置くのも良いのですが、野菜から出る「エチレン」と呼ばれる野菜を劣化させる物質を吸収してくれるような野菜保存用の袋を使うのもよいでしょう。
長持ちされるにはこの方法がおすすめ!
生で食べる場合は、その日のうちに消費してしまうのがおすすめですが、加熱して食べる場合は、カットした食材をフリーザーバッグに入れて冷凍保存するのがおすすめです。
冷蔵に比べ、冷凍だと1か月近く保存することができます。
我が家の場合、安いときにピーマンやしいたけをまとめて買ってきてカットし、それをフリーザーバッグに入れて、冷凍庫へ。
少し凍ってきたなというタイミングで、フリーザーバッグを軽くもみほぐすと、野菜同士がくっつきにくくなります。
使うときは、凍ったまま炒めればOK。
肉を炒めた後に、刻んだピーマンとシイタケを入れ、オイスターソースと醤油を適量入れ、最後に粗挽き胡椒でアクセントをつければ、一品があっという間に完成します!
ちなみに、シイタケは生のものを刻んで使うよりも冷凍した方が、旨味がアップするのだとか。
時短ができ、安いときにストックもできる上に、旨味までアップするなんて一石三鳥ですよね。
冷凍以外にも、野菜が長持ちする方法をもう一つ。

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野菜を刻み、5~6時間天日干しにした後に冷蔵庫保存する方法です。
通常野菜はカットすると栄養価が落ちると言われているのですが、太陽の下で干すことで、野菜の栄養価と旨味がアップします。
天気の良い日にしかできませんが、子どもと一緒に手づくりの干し野菜を作れば、野菜嫌いの子どもでも「自分で干した野菜」と愛着が生まれ、食べてくれるようですよ。
干し野菜の作り方は、こちらの動画が参考になりますよ。
あとがき
いかがでしたか?
ちょっとした工夫で、家事の負担を減らしてみてくださいね。