「土用の丑の日」といえば、日本の夏の風物詩といってもいい行事ですよね。

土用の丑の日はウナギ屋さんが一年で最も忙しい日で、日本中でウナギを最も消費する日という印象がありますが、このウナギを食べる「土用の日」は「夏土用」と呼ばれるもの。

夏の土用ばかり注目され、ダントツの知名度を誇っていますが、実は日本には「春夏秋冬」の土用の日があるのです!

今回は「春土用」に注目してみたいと思います。

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春土用、おすすめの過ごし方はコレ!

お花畑

出典:photo AC

春土用の時期、季節の変わり目は気温の変化も多いため、体調を崩しやすい時期でもあります。

また、日本では4月から新しい生活がスタートし、緊張しつつも少し慣れてくる時期ですよね。

ですから、春土用には疲れた心と体をしっかりと休めて、のんびりと過ごすのがおすすめです。

家で衣替えや部屋の模様替えなど身の回りをリフレッシュするのもよし、ゆったりとお風呂に入ったりヨガをして心を落ち着けたりと心をリフレッシュするのもよし。

体にたまった厄を浄化することをするとよいでしょう。

また、夏土用にうなぎを食べるように、春土用に食べるとよいとされているのが「い」のつくものや白いものなのだそうです。

イチゴやイモ、インゲン豆など「い」のつく食べものや、4~5月が旬の「しらす」もいいでしょう。

春土用のおさらい

春土用とは、暦上での夏に入る前の時期を表していて、いわゆる春と夏の季節の変わり目ということです。

具体的にいつを示すのか、見ていきましょう。

春土用は立夏の18日前から立夏の前日までの期間のこと。

立夏は5月6日頃が多いのですが、2019年の場合、立夏は5月5日となるので、2019年の春土用は4月17日から5月4日までとなります。

日本では、ゴールデンウィーク真只中が春土用の後半に当たるわけですね。

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春土用にしてはいけないことって何?

ダメなこと

出典:photo AC

春土用に限らず、土用の日には土に関わるようなことをしてはいけない、と言われています。

なぜなら、土用の日には土の神様である「土公神」が活動しているためなんだとか。

つまり、土の神様の邪魔になるようなことをしてはいけない、ということなんですね。

ところで、土に関することってどんなことでしょうか?

想像しやすいところでいうと、土いじり、つまり庭仕事があります。

寒い冬から解放され、暑い夏の前である春土用の時期には、土いじりに最適ではあるのですが、ここはグッと我慢しましょう。

土いじり以外にも、土に関することはあります。

ズバリ、家の建設です。

家を建てる時って、土台となる基礎工事を行いますよね。

この基礎工事が土を動かしてしまうことになってしまうため、災いが起こるなんて言われています。

こんな風に聞いたら、「この時期に基礎工事をしよう!」なんて思わなくなりますよね…。

さらに、引っ越しや結婚など、人生の中でも大きなイベントとなるようなことは避けたほうがよい、と言われています。

土だけでなく、人間が生活していく礎(土台)にも変化を求めないほうが無難でしょう。

ちなみに、「どうしても土用の日の期間でないといけない(涙)」という人に朗報です。

土用の日には「間日(まび)」と呼ばれる日があり、「本当は平穏に過ごすことがベストだけど、間日なら大丈夫」というもの。

季節ごとに間日は異なるのですが、春土用の場合、「巳の日」「午の日」「酉の日」となります。

2019年なら、「巳の日」は4月26日、「午の日」は4月27日、「酉の日」は4月18日と30日です。

「どうしても!」という場合の参考にしてみてくださいね。

春土用の土用殺は?

方角

出典:photo AC

土用の日は、どの方角もよろしくないと言われているのですが、その中でも「そっちには行っちゃだめ!」という方角が土用殺です。

これも間日と同様、季節によって異なるのですが、春土用の場合の土用殺は南東になります。

春土用にどうしても旅行に行きたいのであれば、南東を避けることをおすすめします。

ちなみに、ほかの季節の土用殺は、夏土用は南西、秋土用は北西、冬土用は北東です。

あとがき

いかがでしたか?

昔の人の知恵を活かした春土用。

信じるも信じないのも自由なのですが、無視して災いが起こるのは避けたいと考える人は意外に多いのかもしれません。

ゴールデンウィークにおでかけもよいですが、たまには春土用を意識して、ゆったりと家で休みを満喫しましょう!