私たちは、お友達や会社の同僚、身内など、毎日いろんな人と話すことが多いと思うんですが、周りにこんな話し方をする人はいませんか?

「この前、雑誌に載ってた居酒屋に行ってみたんだけど、唐揚げがすごく美味しかったから、今度一緒に行こうよ」

いわゆる半疑問形(または尻上がりイントネーション)の話し方ですね。

文章の途中で、語尾を上げて話す人結構います。

こんなとき、私はどんな反応をすればいいのか分からず、個人的にはかなり苦手なんです・・・。

話を聞く立場にいればいいのか、はたまた何か質問されているのか、はっきりしないと思いませんか?

このような話し方が広まったのは、いったいなぜなんでしょうか?

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半疑問形で話す人が増えているが、なぜ、どうやって広まった?

会話

そもそも、半疑問形の話し方は、いつごろから広まったのでしょうか?

調べてみると、どうやら1970年代に、関東で最初に広まり始めたようです。

70年代といえば、それまで固定だった為替の変動相場制への移行したり、沖縄が返還されたり・海外のファッションの流行など、日本がアメリカに向けてさまざまな関心を持ち始めた時期です。

日本の関心が、海外へ向かったはじまりちといえるかも知れません。

じつは英語でも、「アップトーク(uptalk)」と呼ばれる、同じような話法があるんです。

これはたとえば、I went to a shopping center yesterday to buy some chocolates? They were very nice?

みたいなかんじで、疑問文でもないのに、文の最後をトーンをあげて発声するもの。

アメリカでも若い世代で、アップトークを使う人は多いのです。

また、「フォリナー・トーク」という話法もあり、これは外国人に分かりやすく話そうとして、一語一語ゆっくり話したり簡単な単語を使ったりすることをさします。

この場合も単語の語尾が上がるときがあり、半疑問形に近いでしょう。

外国人同士の会話

こういったアメリカでの話し方が、一つの文化として日本に入ってきた可能性はありますね。

一説によると、当時アメリカにいた留学生や帰国子女が日本に帰ってきて、一気に広まったといわれています。

そして流行というのは、一気に広まります。

とくに女性は、おしゃべりが大好きですよね!

私もそうですが、コーヒー1杯で何時間もしゃべっていられます。

話しているうちに、相手の話しグセがどうしても移ってしまうのは、女性特有なのかなという気がしますね。

そして、1970年代の若者は、現在では年長者といわれる世代です。

一度ついた話しグセはなかなか直らず、今でもつい口に出てしまうことがあるんでしょうね。

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半疑問形、尻上がりで話す人の特徴、心理状況は?

半疑問形は、話の語尾を上げることによって、相手の反応を確かめられるのが特徴です。

また、自分の話に自信がなく、その都度共感して欲しいけど、ズバッと聞くのも怖いから、遠回しに確かめたい、という心理状況が語尾をあげることにつながっているのでは、といわれています。

相手の反応があれば、ちゃんと聞いてくれているという安心感につながりますしね。

また、話を強調したい時にも語尾上げを使う人がいますね!

例えば・・・

自分「これからどこ行くの?」
相手「会社?」

「いやいや、こっちが聞いてるんだけどな~」なんて思った経験はありませんか?

そして、話を断定したくない場合にも使われます。

はっきりいい切ってしまうと、相手の機嫌を損ねてしまいそうな時などです。

別のいい方をすると、モラハラ(モラルハラスメント)に対抗するためですね。

モラハラとは、精神的な暴力・嫌がらせをさします。

半疑問形は、時にあいまいな返答にも聞こえるので、モラハラをかわすのに使われることもあります。

あと書き

半疑問形は、話すシチュエーションによってはとっても便利ですが、違和感を持っている人がたくさんいるのも事実です。

話す相手によって、半疑問形を使わない話し方をする必要があるかも知れませんね。そのためには、

・前もって、疑問形を使って質問してから、話の本題に入る
・確実に相手に伝わるように、簡潔な表現をする

これらのことに気をつけてみてはいかがでしょうか。
 
そうすれば、相手の気持ち?を損ねずに、自分?の考え?がスッキリ伝わる?と思いますよ。