階段の昇り降りの大変さを回避してくれるのがエレベーター。

昔は階段が当たり前でしたが、今ではエレベーターやエスカレーターがないとガッカリしちゃいますよね。

転勤族の我が家が家選びの条件として必ずいれるのが、「エレベーターのある物件」です。

米や牛乳など重い荷物があるときは、階段だけだと本当に厳しいですよね。

そんな便利なエレベーターですが、降りる順番にマナーがあることをご存知でしょうか?

正しいマナーでエレベーターを降りると、他の人から「おお、この人できる!」と思われるかも!?

スポンサーリンク

エレベーターの降りる順番は?(ビジネスマナー編)

エレベーターに乗る女性

出典:photo AC

「エレベーターから降りるときは、まずはお客さまから先に降りてもらうように。」

「お客さまが降りたら、その後に我々が降りるのだけど、君はまだ新入社員だから、降りるのは最後だよ。」

「みんなが降りるまで、開ボタンを押しておくように。」

そう教えてくれたのは、私が社会人1年目のときの上司でした。

今の時代だと「パワーハラスメントだ!」なんてことを言われかねないですが、私が社会人になった20年程前には、社風にもよるかもしれませんが、上司や先輩が割と小さいことまで指導してくださいました。

当時は「細かいなあ…」と思うことも多かったのですが、今では「教えてくださって、ありがとうございます!」と感謝の気持ちでいっぱいです。

ということで、その上司から教えてもらったビジネスマナー・エレベーター編です。

まずはエレベーターから降りる順番を整理しましょう。

エレベーター

出典:photo AC

降りる順番は、まずはお客さま。

そして上司、続いて先輩、最後に入社歴の浅い人が降りる(私の場合は新入社員だったので、最後でした)のがマナーです。

しかし、エレベーターの混雑状況によっては、一番若い社員が下りないと、先輩が降りられないなんてパターンもありますよね?

そのときは、「何が何でも先に先輩から降りてもらわないと!」なんて思い、周りの人の迷惑になるくらいなら、先輩に「お先に失礼します」と一言声をかけてから、降りる方がスマートです。

どんな状況でもマナーを守らないといけない、という訳ではありません。

臨機応変に対応できることが、マナーの基本ということかもしれませんね。

次にエレベーターに乗る順番です。

これは、私の上司が「間違っている人があまりにも多すぎる!」と嘆いていたのですが、正解は「入社年次や役職が一番下の人が先に乗って、エレベーターの開ボタンを押す」ということ。

よくエレベーター前で見られる、「お先にどうぞ」とお客さまを先に無人のエレベーターに案内し、外でエレベーターの行き先ボタンを押し続けるというのは実はマナーとしては誤りなのです。

ただし、エレベーターに先客がいたり、混雑している場合はお客さまを先に案内します。

なかなか難しいですよね。

お客さまを無事にエレベータに案内したからといって、安心してはいけません!

エレベーターにも上座と下座があるんですよ!

だいたい想像はつくと思いますが、「新入社員は開ボタンを押すように」と言われたように、操作ボタンに近い所が下座になり、エレベーターの奥が上座になります。

ちなみに、最近のエレベーターは左右に入り口の左右に操作ボタンがあるケースがありますが、この場合はエレベーターに乗って右側の操作ボタンの方が下座になり、下座から対角線を引いた逆の位置、つまり左奥が上座になります。

ここまで知っていたら、かなりできる人ということは間違いなしですね!

エレベーターの降りる順番(通常の生活編)

エレベーターのボタン

出典:photo AC

とはいえ、デパートの催事場へ直行するエレベーターに朝一で待っていたとき、「一番に催事場に着きたい!」と思ってエレベーター待ちの先頭に立っていても、エレベーターの一番奥に入ることになり、目的の階に着いたときに降りるのは最後、なんて世の中の矛盾を感じたことのある人も多いでしょう。

きっとそんな矛盾に対する苦情が多いのか、あるデパートでは、エレベーター待ちの列の先頭の人を操作ボタンの近くから案内する光景を目にしたことがありました。

マナーとしては間違っているかもしれませんが、ニーズに応えるという点では、正しいことだと思いました。

しかし、全てのデパートが、客のニーズに応えてくれるわけではなく、最後に乗り込んだ人が目的地に最初に到着する、なんてことがほとんどなのではないでしょうか?

もし自分自身が最後に乗り込んだのであれば、エレベーターから降りるのは最初でも、エレベータを降りて邪魔にならないところにはけ、最初から並んでいた人が降りてくるまで待つ、というのが理想です。

マナーはなかなか複雑ですが、最終的には「いかに周りに配慮した行動ができるか?」ということ。

「自分がこうされたら嬉しいな」という行動を周りの人にとることが、最も良いマナーなのかもしれません。

そして、配慮されたときには、「ありがとうございます」という感謝の気持ちを添えれば、もう完璧!

時間がないときでも、心の余裕を持ち、周りを気遣いあえる、それがマナーかもしれませんね。

スポンサーリンク