寒い季節が過ぎ、日差しに暖かさを感じるようになってくると、外へ出かける機会は増えてきますよね。

特にお花見のシーズンは「お弁当を作って、みんなで桜を見に行こう!」と、手づくり弁当をもって出かける方も多いのではないでしょうか。

しかし気温の上昇に伴い、食中毒のリスクはどんどん上がってきます。

せっかくの花見が食中毒で台無しにならないためにも、安全なお弁当を作りたいですよね。

ということで、今回は食中毒の原因となる食品や、食中毒を防ぐ方法などをご紹介していきますね。

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食中毒を引き起こす細菌とは?

お弁当

出典:photo AC

食中毒をおこす細菌は多種多様。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

サルモネラ菌

・潜伏期間は通常12~24時間
・食肉(牛・豚肉・鶏肉など)や卵が原因
・低温や乾燥にめっぽう強い
・感染すると発熱(38~40度)、下痢嘔吐の症状

カンピロバクター

・潜伏期間は1~7日とやや長め
・鶏肉や生水から感染
・少量の菌でも感染するが、熱や乾燥には弱い 
・感染すると腹痛や下痢(血便が出ることも…)の症状

菌

出典:photo AC

腸炎ビブリオ

・潜伏期間は12~18時間
・魚介類、特に生食で食べる刺身などが原因
・塩水で繁殖しやすく真水に弱い。短時間で一気に増えるが熱には弱い
・感染すると激しい腹痛と下痢に襲われる

ウェルシュ菌

・潜伏期間は6~22時間
・カレーやシチューなど、ドロッとした煮込み料理に好んで繁殖
・100度で1時間加熱しても死なない芽胞を持つ
・感染すると下痢や腹痛を引き起こす

腸管出血性大腸菌

・0-157がこれにあたる
・潜伏期間は3~7日と長め
・牛肉が感染源
・少量の菌でも感染し二次感染することも
・下痢や激しい腹痛、嘔吐や鮮血便などの他、命に係わる重篤な症状を引き起こすことも

ポツリヌス菌

・潜伏期間は12~36時間
・いずしやハム・ソーセージ、ハチミツが原因
・加熱しても壊れない芽胞を持つ。1歳未満の乳幼児には絶対与えてはいけない
・吐き気や嘔吐、視力低下や四肢麻痺など重篤な症状を引き起こすことも

多くの細菌が75度以上で1分加熱すると死滅します。

ですので、しっかりと中まで加熱することが重要です。

加熱してもしぶとく生き続ける菌は、菌が繁殖しにくいように保存し、できるだけすぐに食べ切りましょう。

食中毒になりにくい食材はあるの?

お弁当

出典:photo AC

現代と違い、食品の温度管理が難しかった昔の人たちは、食中毒になりにくい食材を使ってきました。

それでは具体的にどんなものがあるのでしょうか?

まずは梅干しや酢。

「すっぱい」という食味からもわかるように、どちらも酸性の食品です。酸で菌の繁殖を防ぐのですね。

また、抗菌作用のある食品として生姜や大葉などがあります。

食中毒を防いでくれるだけでなく、味のアクセントにもなるので、ぜひ活用しましょう。

そのほかに、お茶に含まれるカテキンは抗菌作用があります。

さまざまな食材を上手に組み合わせることで、食中毒のリスクをより下げる工夫をしてみるといいですね。

食中毒を防ぐために気をつけたいことはコレ!

食中毒

出典:photo AC

食中毒になりにくい食材を使う以外にも、様々な方法で食中毒を防ぐことができます。

盛り付けをするときはお箸で!

手洗いをしたとはいえ、手には見えない菌がいっぱい。
盛り付けをするときは素手でせず箸を使いましょう。

おにぎりはラップで握る

お箸と同様、直接食品に触れないことで、手についた菌から食品を守ります。

生野菜は使わず、しっかりと水気を切った温野菜を代用

生の野菜は水分をたっぷり含んでいるため、傷みやすいです。

野菜にも火を通し、水気を切ってからお弁当に入れましょう。

野菜と同様、火を通していないおかずは使わない!

冷蔵庫からちくわを取り出し、そのままお弁当に入れていませんか?

火を通していない食品は、菌にとって最高の住処です。必ず火を通してから入れましょう。

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温かいままお弁当に入れない

火を通したものがいいとはいえ、熱いままお弁当に入れれば傷んでしまいます。

粗熱を取ってからお弁当に詰めましょう。

涼しい場所で保管

細心の注意をはらってお弁当を作っても、直射日光のあたる場所に置いておくと傷んでしまいます。

涼しい場所で保管しましょう。

保冷剤を上手に使うとさらに傷みにくくなりますよ。

サンドイッチは避けたほうが無難

ハムや生野菜、チーズなど、加熱していない食品をつかったサンドイッチは傷みやすいため、お弁当には避けたほうがよいでしょう。

フライ物は意外にお弁当向き

高温の油でしっかりと火を通すフライ物は、お弁当にピッタリ。

大葉と梅を肉や魚で巻いてフライにすれば、より効果的!

ただし、お弁当にいれるときは、しっかりと油を切り、冷ましてからにしましょう。
 
いかがでしたか?

お弁当はエネルギーチャージには欠かせないものです。

食中毒にならないような工夫をして、安心・安全な美味しいお弁当を作りましょう!