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肝硬変の初期症状と原因|沈黙の臓器と非可逆性について

time 2015/03/28

肝硬変は代表的な肝臓病のひとつで、その名の通り、肝臓が硬く
でこぼこに変化して肝機能が著しく低下した状態です。
度々、医療の現場では、可逆性、非可逆性という言葉が使われますが、
肝硬変は非可逆性の症状のため、一度この症状になると、元の健康な肝臓には戻りません。


ですから、一旦肝硬変になってしまうと、一生付き合っていかなければ
いけないことを意味しますので、肝硬変になる前に自分の肝臓の状態を把握して、
早いうちから予防をする必要があります。

健康な肝臓と不健康な肝臓

肝硬変の原因はC型慢性肝炎によるものが約60%と最も多く、次にB型肝炎が約15%と
ウイルス性肝炎がほとんどの原因です。その他、アルコール性肝障害や自己免疫性肝炎、
そして最近では、非アルコール性の脂肪性肝炎(脂肪肝)などによるものも確認されています。


ちなみに、2014年に肝硬変で亡くなった春一番さんはアルコール性肝障害によるものでした。
肝硬変を患ったあとも、大好きなお酒がやめられなかったそうです。




肝硬変の主な初期症状としては、軽症の段階では、食欲不振や疲れやすくなったり、
体重減少が見られます。そして重症化すると、黄疸や腹水、脳症、出血(歯茎や鼻血)などが
見られ、最悪の場合、肝がん(肝細胞癌)へと移行していきます。


ちなみに、肝ガンの90%以上は肝硬変を伴っており、肝硬変の死因の60%以上は
肝ガンによるものです。

また肝硬変の患者の特徴として、糖尿病と合併することもあり、
その場合、血糖値が上昇したり、肝臓での糖新生機能が低下したりします。



肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、肝硬変の初期症状ではなかなか自分が肝硬変だと
気付く人が少ないために、そのまま長期間ほっておいて、気づいたら重症化していた、
というケースも少なくないため、1年に1回は人間ドッグで検査をすることをおすすめします。


ただ、肝硬変の原因のほとんどを占めるC型肝炎については、血液検査で診断が
可能です。具体的には、肝機能検査項目である「AST(GOT)値、ALT(GPT)値」の
異常と、C型肝炎ウイルスの抗体が陽性であるとC型肝炎の可能性が高くなります。


AST(GOT)値、ALT(GPT)値の基準値はそれぞれ、401U/L以下、301U/L以下で、
C型肝炎の場合は基準値よりも低い傾向にありますが、初期においては、
値が変動しやすいため、値に異常があった場合は、何度か検査を受けたほうがいいでしょう。


もちろん一旦C型肝炎と診断されたら、問答無用に健康管理をきちんと行う必要があります。
その他、B型肝炎の場合は血液検査によるウイルスの検査が必要です。


肝硬変の治療については、前述した通り、非可逆性の症状ですので
元の状態に戻すのは困難なため、完全に治療をするのは難しいですが、
症状を悪化させないための健康管理が必要となります。


具体的には個別の症状によって異なってきますが、初期段階では、
食事療法、生活指導(過労を避ける)など、悪化した場合には、
休養と入院療法を受ける必要があります。

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