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リーキーガット症候群になったと思ったら今すぐ食事療法を!

time 2017/04/29

人間の身体は、季節の変化や生活環境に影響を受けることが多いと感じる人はたくさんいるかと思います。

中でも、職場で中堅の立場になってくると、それまでほとんど感じなかった体調不良をひんぱんに訴えるようになった・・・なんてことはありませんか?

ストレスがたまると便秘になりやすいことは、良く知られていますね。

でも、その便秘が前より長引いたり、過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん。すぐお腹が痛くなったり、下痢や便秘になりやすくなる)の症状が出ることはありませんか?
 
「腸は第二の脳である」と言われるくらい、脳と同じようにストレスを感じやすい臓器なんです。

その腸が関連している「リーキーガット症候群」という言葉を聞いたことがありますか?

アメリカではかなり知られていますが、日本ではまだ馴染みの薄い、このリーキーガット症候群についてまとめてみました。

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こんな症状が出たらリーキーガット症候群を疑え!

リーキーガット症候群とは、Leaky(漏れる) Gut(腸) Syndrome(症候群)(LGS)という英語からきており、腸の粘膜から物質が漏れる状態のことを指します。
※日本語では、腸管壁浸漏症候群(ちょうかんへきしんろうしょうこうぐん)

なんのこっちゃ?

と思いますよね?


出典:photo AC

わたしたち人間の腸(腸壁)には、皮膚と同じくバリア機能があります。

このバリアがあるおかげで、バクテリアや消化されないタンパク質などの異物が通らないようになっているのですが、リーキーガットになってしまうと、腸の粘膜が薄くなったり穴があいたりして、細菌やウイルスなどの異物が腸から体内に入りやすくなってしまうのです。

つまり、本来は腸から体内に入ってはいけないものがスルーしてしまうことです。

そうすると体内では何が起こるかというと、

腸をスルーしてきた食物、毒素、細菌、ウイルスなどが血液に侵入すると、体内にある「免疫システム」が作動して攻撃をはじめます。

そうすると体のあらゆる箇所に炎症性物質が産まれます。

そして炎症物質が血液を通して全身に駆け巡ると、全身に炎症が起こるのです。

この慢性炎症がやがては、動脈硬化や糖尿病、アルツハイマー病、メタボリックシンドローム、骨粗しょう症、そしてガンなどの慢性病にかかってしまうのです。

ちなみに慢性病というのは、いわば「現代病」とか「ぜいたく病」と呼ばれているものですね。

リーキーガット症候群になると、なんと55もの慢性病になるという報告もあります。


出典:photo AC

ん~、なんだか怖いですね~。

腸の粘膜に穴が開くなんて、今まで考えたこともありませんでした。

ただ、自分がリーキーガットとか、どうかというのはわかるものなのでしょうか?

たとえば以下のような症状が出たらリーキーガットかもしれません・・・。
 
  • アレルギー(食物アレルギー、化学物質アレルギー、花粉症など)
  • 腸の不調(過敏性腸症候群・下痢・便秘・腹部膨満感・げっぷ・胸やけなど)
  • 関節リウマチなど、免疫関係の病気
  • 精神疾患(不眠症・うつ病・自律神経失調症など)
  • 皮ふ疾患(肌荒れ・にきび・湿疹・発疹・アトピーなど)
  • 頭痛
  • 慢性疲労
  • ぜんそく

リーキーガット症候群が怖いのは、生まれつきのものではなく、誰にでも起こる可能性があるということです。

免疫細胞の7割が腸に集中しているので、その腸が調子を崩せば、体中に有害な成分が広がってしまうからです。

そして、このリーキーガット症候群を起こしやすい食べ物というものがあります。

上にあげたような症状が続いてる人は、食事療法をすることで改善できる可能性があります。


リーキーガット症候群を改善する食事療法とは?

まず先に、リーキーガット症候群を引き起こしやすい食べ物を知っておきましょう。

代表的な物質としては、「グルテン」、「レクチン」、「サポニン」、「タンニン」があげられます。
 
まず、グルテン(小麦。大麦、ライ麦などに含まれます)を含む食品をできるだけ食べないことです。

グルテンが身体にたくさん入ってしまうと、ゾヌリンというたんぱく質が多く作られます。

これは、腸壁の細胞同士のすき間を広げてしまうのですよ!

有害成分が入って来るのを促しては困りますよね。

ということでグルテンを含むものはなるべく摂らないようにしましょう。

  • パン
  • うどん
  • パスタ
  • 市販のスープ
  • 加工食品(ソーセージ、ハム、ベーコン、アイスクリーム、インスタントラーメンなど)
  • しょうゆ
  • 市販のドレッシング

などですね。

ちなみに白米はグルテンを含みません。


次にレクチンです。

レクチンは豆類、じゃがいも、トマトなどの野菜に含まれるタンパク質です。

これらは、昆虫、鳥、小動物の捕食から逃れるために「毒」をもともと持っています。

そしてレクチンは腸粘膜の細胞と結びついてリーキーガットを起こすとされています。

  • 小麦
  • トマト
  • じゃがいも
  • 大豆
  • インゲン豆
  • 枝豆
  • ピーナッツ
  • その他豆類

次も豆類に含まれる、サポニンです。

サポニンは泡を出す成分で、レクチンと同様に外敵からの捕食から逃れるための毒性物質でリーキーガットを引き起こします。

豆類を煮ると泡が出てきますが、これがサポニンです。(長時間煮ても泡は消えませんね。)

  • ごぼう
  • 大豆
  • 黒豆
  • 豆乳
  • ゆば
  • 油揚げ
  • がんもどき

ちなみに納豆などの発酵させた豆類ではサポニンがほどんどなく、豆腐はサポニンの苦味に合わないために取り除かれています。


最後にタンニンです。

タンニンはご存知のとおり、お茶やワインなどに含まれるポリフェノールの一種です。

  • 紅茶
  • コーヒー
  • ウーロン茶
  • ワイン
  • ビール
  • 緑茶

タンニンは腸で吸収されにくく、鉄分の吸収を阻害する性質をもっています。

適量を飲む分にはいいのですが、特に渋みの効いたお茶やワインは飲みすぎに注意が必要です。

ちなみに、麦茶やほうじ茶にはタンニンはあまり含まれていませんよ。

そういえば、グルテンを一切食べずに体質改善をしてから、テニス界のトップに上り詰めたノバク・ジョコビッチの本は有名ですね。



いずれにしても、普段から食べているものが多いので、ちょっとビックリしました・・・。

これらの食べ物をまったく食べないというのはなかなか厳しいですが、意識して摂取量を減らすようにするといいでしょう。


そして、傷ついた腸壁を修復するためには、次のものを積極的にとるといいそうです。

  • 緑黄色野菜・アブラナ科の野菜(キャベツ・ブロッコリー・アスパラガス・ほうれん草・レタス・セロリ・さつま芋)
  • 肉(牧草だけで育った牛肉・鶏肉・ラム肉)
  • 青魚(イワシ、サバ、サンマ、アジなど)
  • 鶏ガラのスープ
  • 海藻(昆布・わかめ・海苔)
  • ナッツ系(くるみ・アーモンド)
  • アロエのジュース(砂糖なし)


これらに気をつけても、なかなか体調がすぐれないなぁ・・・という場合には、断食をして腸を休めるのも一つの方法です。

私の場合ですが、前日の夕食を摂ってから15時間~18時間は何も食べずに、つまり朝食は抜いて1日2食にして、毎日軽い断食を行ってますよ。

あと書き
リーキーガット症候群は、症候群ですので病気ではなく、医学で解明されていないことも多いため、まだこれといった治療法が確立していないそうです。

ただ、腸というのはわたしたちの体の中でも、もっとも重要な器官のひとつで、良い腸内環境をキープするというのが健康維持には大切なんだな、ということがわかりました。

リーキーガットはまだまだ認知されていませんが、もっと勉強しようと思います。

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