りんご病といえば、春から夏にかけて見られる感染症で、
子どもの頃にかかったことがある方も多いと思います。

りんご病にかかると頬がりんごのように真っ赤になったり、
腕や足にレースをかけたように赤い発疹ができます。

このりんご病、子どもだけの病気だと思っていたら大間違い。
気をつけなければいけないのは、大人になってからもかかるんですよ。
そして、大人がかかった場合は重症化することもあるので注意が必要なのです。

りんご病

では大人がりんご病にかかると、どうなってしまうんでしょうか?

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りんご病について

りんご病の正式名称は「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」と言います。その名の通り、
頬に出る紅斑が特徴で伝染する感染症です。病原体はヒトパルボウイルスB19というウイルスで、
患者の咳やくしゃみを吸い込んで感染していきます。ほっぺ病と呼ぶ人もいます。

ちなみに、紅斑ができるころにはすでに感染力はなくなっています。

ヒトパルボウイルスB19には今のところ有効なワクチンはないので、
りんご病の治療方法はなく、自然に治癒されるのを待つことになります。
おおむね1週間くらいで症状が収まりますが、長いケースでは3~4週間くらいかかる場合もあります。

りんご病にかかるのは、5歳から9歳までは最も多く、次に0歳から4歳が
多いことからも通常は、ほとんど保育園や小学校でかかる病気と思われがちですが、
結論から言うと大人もかかります。

りんご病自体は、それほど怖い病気ではないのですが、
大人がかかると少し厄介なことになります。

今年3月1日には、アフリカ大陸出身の大相撲の力士が、
りんご病にかかり入院を余儀なくされたとのニュースがありました。
大人がかかると治るまでに時間がかかる場合が多いです。

また、妊婦の方がりんご病にかかってしまうと、胎児にもうつってしまうため、
流産や死産の原因にもなりかねません。妊婦の方はもちろん、周りに妊婦がいる場合は、
妊婦がりんご病にならないように細心の注意を払うようにしてください。

感染してもいけませんし、感染させてもいけないということです。

りんご病はおおむね4、5年毎の周期で流行する傾向があり、
前回は2011年に流行しました。そして2015年は患者数が
過去5年平均を超えており、流行していると言えるでしょう。

りんご病は一度かかると、免疫ができて二度とかからないとも
言われていますが医学的には確実なことではないようです。
ですから、子どもの頃にりんご病にかかった方も、今年は特に注意してくださいね。

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