みなさんは、「うろこ雲」って知ってますか?

一口に雲っていっても、「飛行機雲」や「レンズ雲」・「積乱雲」など、様々な形がありますよね。

そんなたくさんの雲の種類の中でも、今回は「うろこ雲」について調べてみました。

うろこ雲

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うろこ雲とは?

うろこ雲は、巻積雲(けんせきうん)の一種であり、非常に小さな雲片が多数の群れをなし集まって、魚のうろこの様な白い斑点や白い波紋となっている雲です。

うろこ雲はその特徴から、「いわし雲」や「さば雲」とも呼ばれています。
うろこ雲は、高さ6~8キロメートルくらいの高さから出来る雲で、低気圧の前面によく現れます。

低気圧が近づいてくる時は、だいたい温暖前線があることが多く、低気圧の上層部に暖気が吹き込む事により空気が冷えて、うろこ雲ができるんですね。

つまり、「うろこ雲が出来る=低気圧が近づいてくる」となり、「うろこ雲が出来る=天気が崩れて雨になりやすい」ということになります。

朝は晴れていても、うろこ雲が出来たら午後に雨になる可能性もあるんですね。

ですから、「うろこ雲が出たら、3日以内に雨が降る」といわれているのは、ある意味当たっているんです。

ただし、うろこ雲が出来たからと言って必ず雨になるということはありません。

低気圧の勢力が衰えたり、進行方向が異なったりすると、うろこ雲があっても雨にはならないこともあります。

うろこ雲はキレイな雲ですが、一人暮らしの忙しい社会人にとっては厄介な雲と思われているかもしれません。

仕事前の朝に洗濯物を干して仕事から帰って来たら取り込むという生活スタイルの方、多いんじゃないですか?

だって仕事中にうろこ雲を見つけたら、雨が降って洗濯物が濡れないか心配で仕事が手に付かないじゃないですか!

では、このうろこ雲は、いつ頃多く見受けられるのでしょうか?

うろこ雲が良く見られる季節とは?

うろこ雲は、秋の象徴的な雲だと言われており、秋に多く発生する雲です。

ですが、秋を象徴する雲だと言っても、台風が近づいている時や春・冬などにも発生します。

秋は、うろこ雲が出たら急に天気が崩れる可能性が高いということですね!

朝に洗濯物を干してから会社に行く方は、今の時期は注意しましょう!

そんな秋の象徴的な「うろこ雲」ですが、もうひとつ、「ひつじ雲」も秋に多く発生します。

ひつじ雲??

うろこ雲とひつじ雲は、どう違う雲なのでしょうか?

ひつじ雲

うろこ雲とひつじ雲の違い

ひつじ雲は高積雲(こうせきうん)という雲の一種で、うろこ雲とは別の雲の種類です。

ひつじ雲は、雲が薄い事・雲の塊が大きい事から「ひつじ雲」と呼ばれています。
また、うろこ雲と違って、ひつじ雲は高さ2~6キロメートルあたりに出来る雲です。

うろこ雲と同じ様に、ひつじ雲が発生すると天気が崩れやすいので注意して下さい。

ひつじ雲も出来たら、雨になりやすいということですね!

この、「うろこ雲とひつじ雲」、どちらも珍しい雲であり変わった形をしていますよね。
そんなことから、巷では「地震の前兆?!」と騒がれることが多い雲の1つです。

本当に、地震とは関係あるのでしょうか?

うろこ雲・ひつじ雲と地震との関係

日本は地震が多い国ですので、少し変わった天気・雲などが現れると「地震の前兆!?」とネット上で話題となる事は多いですよね。

でも、うろこ雲・ひつじ雲は地震雲ではありません。

地震雲で有名なのは「ひこうき雲」です。

確かに、地震雲の多くは、ひこうき雲の様な雲を差しますよね。

そういえば、良くネット上で「地震雲」と言われている画像も、何となくひこうき雲に似ています。

ただ、この「ひこうき雲」も地震の前兆だとは科学的には認められていません。

うろこ雲・ひつじ雲が地震雲ではなく良かったです。

雨の心配もしつつ、地震の心配もしないといけないなんて、仕事どころじゃありませんからね(笑)

皆様も、うろこ雲・ひつじ雲を見かけたら、折りたたみ傘を持って出かけるなどをして、急な天気の変わり方に注意して下さいね。

しかし、雲って奥が深いですね。

他の雲についても知りたくなりました。