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加藤茶もかかった大動脈解離の症状と治療法とは?生存率は?

time 2016/03/14

大阪・梅田で暴走事故がありましたね。亡くなった方は本当に気の毒です。運転していた人は大動脈解離による心タンポナーデが死因だったそうで。

運転中にいきなり発症するなんて怖すぎます。この運転手さんは日頃の食生活がすごく偏っていたらしいですが、自分の食生活の偏りがまさか結果的に他人を殺してしまうなんて思いもしなかったでしょうね。

なんだかやりきれない事故ですね。気の毒すぎます。

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大動脈解離とは?

大動脈解離とは、何らかのきっかけで三層構造になっている大動脈の真ん中の層の膜(中膜)に血流が入り込んでしまい層構造が別々に剥がれていく(解離する)という疾患です。

通常の三層構造が壊れた大動脈は強度を失い、最悪の場合は破裂してしまいます。また、もし大動脈の出発点である大動脈起始部(バルサルバ洞)から心臓にかけて解離が起これば、そこから出ている冠動脈の血流を阻害して心筋梗塞を起こしたり、大動脈弁輪拡張に伴って大動脈弁を壊したり(大動脈弁閉鎖不全症)、心臓を包む心嚢の中に出血を起こしたりすると心タンポナーデを引き起こします。

手術
これらの合併症は死に至る危険性が高いことから、大動脈解離は非常に危険な病気であると言われています。

また、解離によって偽腔が重要血管を閉塞すると、脳梗塞、脊髄梗塞、腸管などの消化管虚血、下肢の虚血を引き起こします。

大動脈解離のほとんどが、高血圧によって生じた動脈壁の劣化が原因で起こります。

大動脈解離の症状

大動脈解離が起きると常に痛いという状態になりますが、多くは突然の激痛で、「引き裂かれるような痛み」とも表現されます。胸の痛みが最も多いケースですが、背中の肩甲骨の間に痛みを感じる場合もよくあります。

痛みは大動脈に沿って解離が広がるのと連動して移動することが多いです。

解離が進行すると、大動脈から分枝している動脈の分岐部が塞がれて血流が遮断されることがありますが、ここでどの動脈が詰まるかにより出てくる症状が異なります。

たとえば、脳へ血液を供給する脳動脈がふさがると脳卒中、心筋へ血液を供給する冠動脈がふさがると心臓発作、腸へ血液を供給する腸間膜動脈が塞がると突然の腹痛、腎臓へ血液を供給している腎動脈がふさがると腰痛、脊髄動脈が塞がると神経が損傷を受けて感覚の異常や手足を動かせなくなる障害が起こります。



大動脈解離の分類

大動脈解離には、Stanford(スタンフォード)分類、DeBakey(ドゥベイキー)分類が用いられます。加藤茶が2008年に患ったのは「Stanford A型解離」でした。ここでもStanford(スタンフォード)分類について説明します。
 
★A型解離(上行大動脈に解離があるもの)
A型解離は、急死にいたる合併症(心嚢内への破裂・出血、心筋梗塞、大動脈弁閉鎖不全症、心不全など)を生じやすく、速やかな外科的治療が必要になります。

緊急手術までの間に、破裂により突然死することもあり、予断を許さない状態が続きます。

★B型解離(上行大動脈に解離がないもの
B型解離は破裂、臓器障害などの合併症の発生時には緊急手術を要しますが、まずは血圧を下げ、解離や合併症の進展が起こらないように集中治療管理が行われます。

48時間の絶対安静、約1週間のベッド上安静が必要です。その後、内服薬による血圧の調整を行いながら、ゆっくりと日常生活に復帰していきます。

大動脈解離の治療と予後の生存率はどれくらい?



大動脈解離を起こした人は、ICU(集中治療室)でバイタルサイン(脈拍、血圧、呼吸数)を厳密に監視する必要があります。死亡するのは、大動脈解離が発生した2~3時間後です。

したがって可能な限り早く薬を投与し、普通はニトロプルシドとベータ遮断薬を静脈投与して、脳、心臓、腎臓への十分な血液供給を維持できる最低値まで心拍数と血圧を下げる必要があります。

心拍数と血圧を下げることで、解離が広がるのを抑止できます。医師は、薬物療法の開始後すぐに、手術を勧めるか手術せずに薬物療法を継続するかを判断しなければなりません。

心臓に最も近い所から数センチメートルほどの大動脈解離に対しては、合併症のために手術のリスクが高すぎる場合を除いて、医師はほぼ全員に手術を勧めます。心臓から離れた部位での解離は、普通は手術をせずに薬物療法を継続します。

大動脈解離を治療しなければ、約75%の人が2週間以内に死亡します。治療した場合、大動脈解離が心臓に最も近い部分に起きた場合は70%、より離れた部分に起きた場合は90%の人が生存し、退院することができます。

大動脈解離の原因と予防について

大動脈解離の主な原因は、ズバリ高血圧です。血圧が高い状態が続くと、それだけ血管への負担が大きくなり、大動脈瘤ができやすくなり、内膜の亀裂も起こりやすくなりますので、高血圧の方は日頃から血圧の管理をしておきましょう。


またすでに、高脂血症や糖尿病などを発症していて、動脈硬化を起こしやすい人の場合、血圧やコレステロール値を日頃からコントロールすることが大動脈解離の予防につながります。

偏食などをせず、きちんとした食生活や運動はもちろん、アルコールの飲みすぎや喫煙には気をつけて下さい。すでに動脈硬化の可能性がある人は、医師の指示をうけてください。大動脈解離は突然症状が出ますので、日頃の健康管理が決め手になります。

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