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アトピーに効果があるステロイドとは?【その効果と副作用】

time 2016/09/14

皆さんはステロイドと言う言葉を聞いたことありますか?

実は管理人、幼少の頃、軽度のアトピー性皮膚炎で医者に行くと、ステロイド軟膏を処方してもらっていました。アトピーって痒くて痒くて・・・。

掻くと今度は痛くなったり、皮膚が赤くなったり、ひどくなると、ジュクジュクして皮膚から液体のようなものが出てきます。

腕や足ならまだしも、顔や首にまでできると人にも会いたくなくなります。

これはアトピーになった人にしかわからないと思いますが、そんなアトピーの薬として使われるステロイドについて調べてみました。

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アトピーとステロイド(外用薬)について

アトピーという言葉の由来は、ギリシャ語の「アトポス=特定されていない」から来ており、その名の通り、この症状が起きる原因はまだ解明されていません。

一応、日本皮膚科学会ではアトピーの原因として、皮膚の表面を守る役目の角質層をおおう皮膚膜があまり作られないこと、つまりは皮膚表面のバリア機能が失われてしまうことで、外部からの刺激が加わりやすく、アレルギーを起こす物質(アレルゲン)が入りやすい状態になることから発症するとされています。

アレルゲンが入ってしまった皮膚は痒みを増し、掻くと、皮膚細胞から炎症を悪化させる物質(サイトカイン)が出て、炎症がさらに悪化していきます。

アトピー性皮膚炎の人の皮膚は乾燥しており、発症箇所は、関節の内側や首、太腿や腕の内側などに多いのが特徴です。

アトピー
出典:photo AC

不治の病とも言われるアトピー性皮膚炎、もともとは幼少時に特有の症状で、大人になると自然に治ると言われていましたが、最近では大人になってからアトピー性皮膚炎を発症する人も増えていますよね。いわゆる大人アトピーってやつですね。

管理人自身の経験では、幼少時にまず喘息になり、喘息が止むとアトピー性皮膚炎の症状が出てきました。

中学生が終わる頃にはほとんど症状はなくなりましたが、その後、何年かの時を経て社会人になった1年目、仕事のストレスや人間関係などの重圧が原因だったのか、アトピーが再発してしまいました。

同様に、私の周りでも社会人になってからアトピーになった人を数人見かけました。(多くは顔に炎症が出ていたのですぐに解りました。)

そんなアトピー性皮膚炎の治療に一般的によく使われているのがステロイド外用薬です。

ステロイドというのは、もともと人間の体内にある副腎という器官で作られるホルモンのことです。そしてこの副腎ホルモンを人工的に合成したのがステロイド外用薬です。

ステロイドの作用は、皮膚の炎症を抑えることと皮膚の細胞の活性化を抑えることです。ステロイドを炎症部に塗ることで、炎症がおさまり、痒みがなくなり、赤みも消えていきます。

実際、管理人も今まで、ステロイド剤に大変お世話になってきました。


ステロイドの種類と違いについて

一口にステロイドといっても、その強さによってランクが5段階に分けられています。

最強(Strongest)
より強い(Very Strong)
強い(Strong)
穏やか(Medium)
弱い(Week)


このランクの強さというのは、そのステロイド剤が体に吸収されやすいかどうかを示しています。

人間の体の部位には、ステロイド剤を吸収しやすい箇所としにくい箇所があります。

例えば、お尻や陰部、顔、首などは吸収されやすく、腕や足首、足底は吸収されにくいです。また大人よりも子供の皮膚のほうがより吸収されやすいため、同じ症状でも子供には弱いステロイド剤が処方されます。

ちなみに「弱い」と「最強」では、数百倍~1000倍程度の強さの違いがあるんですよ!びっくりですよね!

ステロイド剤
出典:photo AC

そのため、どの部位に症状があるか、そして炎症の重症度に合わせて、適切な強さのステロイドを使い分ける必要があります。

一般的にステロイド剤は医者が処方してくれますが、その強さについてはしっかり確認することが大切です。

日本では市販されているステロイド剤もありますが、必ず注意事項をよく読んで塗るようにしてください。

また、この強さのランクは「ステロイド剤の副作用」をなるべく最小限に抑えるための指標にもなります。


ステロイドの塗り薬の副作用

ステロイド外用薬(塗り薬)は、飲むタイプの内服薬やステロイド注射に比べると副作用は少ないですが、以下の様な副作用が起こる可能性があります。(必ずおこるわけではありません)

1.皮膚萎縮
上述したように、ステロイドは炎症を抑えるとともに皮膚の細胞の活性化も抑えるため、長期間に渡って強い薬を使い続けていると皮膚自体が薄く、傷つきやすくなってきます。特に指先や肘、頬などに生じやすいです。

2.感染症の誘発
ステロイドはアレルギーを抑えますが、当時に皮膚表面の免疫の働きも抑制してしまうため、ヘルペスやカンジタなどの感染症にかかりやすくなる恐れがあります。また、ニキビが増えるケースもあります。

基本的にはこの2つの副作用が最も心配されるものです。その他にも、多毛や皮膚が赤くなる、紫斑などが出るケースも稀にあります。


ステロイドの副作用としてよく勘違いされるのが、内服薬や注射のものと混同してしまうことです。

例えば、ステロイド依存症や骨がボロボロになる、といったような副作用は外用薬ではまず起こりえません。


ただ、塗り方や使い方を間違えると、炎症が収まったと思ったらまた炎症が悪化してしまう「リバウンド」の心配がでてきます。

ステロイド軟膏の正しい使い方を知ろう

ステロイド軟膏を効果的に使うには、強さによって使い分けることに加えて、使う量と使う期間を理解しておくことです。

強さについては、医者が患者に応じて処方してくれますが、実際に塗るのは患者自身ですので、この塗り方次第でアトピーの症状を効率よく抑えられるかどうかのカギを握っています。

1.使う量(通常の成人患者の場合)
人差し指の第一関節分に出した量、これが約0.5グラムで、これが手のひら2つ分の範囲に塗る適正な量ですので覚えておきましょう。

2.使う期間(通常の成人患者の場合)
一般的に、一番強いステロイド剤で最大で1週間以内、弱いものでは概ね2週間以内とされていますが、目安としては炎症が収まり、痒みが消え、赤み~黒ずみが消えるまで塗り続けることが大切です。

炎症が収まって痒みが消えても、まだ赤みが残っている場合は完全に症状が収まっていません。中途半端にやめてしまうと、また症状が悪化してしまう可能性があります。

また症状が重症の場合は、1日2、3回、治まってきたら1日1回、痒みが消えてきたら1日おき、と徐々に回数を減らしていくのも効果的です。

注意点は、使用する量を間違えないこと。これは少なすぎてもだめです。ステロイド剤に対して慎重になりすぎて少ない量かつ短期間で辞めてしまう方がいますが、これでは症状が収まりづらかったり、一旦症状が消えかかっても、また悪化してしまうということになりかねません。

ステロイド剤についての正しい知識、そして使い方を理解して、アトピー性皮膚炎と付き合っていきましょう。

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